金 日銀マイナス金利解除？

おはようございます。

米株式は3日続伸。NYダウは前日比87.13ドル高の34663.72ドル、ナスダックは前日比156.369ﾎﾟｲﾝﾄ高の13917.894、S＆P500は前日比29.97ﾎﾟｲﾝﾄ高の4487.46。WSJ紙のニック・ティミラオス記者がFRBが利上げの副作用について警戒し利上げに慎重になりつつあるとの見解を同誌に示したことで利上げ観測が後退したことを受けての株価上昇。ドル円では日銀植田総裁が物価上昇目標を達成したか年内に判断するとしたことでマイナス金利解除への思惑が強まり円が買われました。1ドル146円台中盤での動きとなっており、明日晩の米8月消費者物価指数を控え、様子見ムード。

【金標準先物　日足】

NY金12月限は前日比4.5ドル高の1947.2ドルで2日続伸。しかしドル円が米利上げ観測後退、日銀政策修正観測から円高ドル安に振れ147.87円（9/7）まで進んでいた円安ドル高の勢いが停滞し、国内円建て金価格の上値を抑えています。OSE金標準先物8月限は前日比20円高の9060円で本日は昨日の下げからしっかりの値動き。明日晩発表の米8月CPIの予想は0.4％（前月比）・3.6％（前年比）と前月から上昇する見通しですが、コアでは0.1％（前月比）・4.3％（前年比）と前月からは低下する見通し。また米銀行協会（ＡＢＡ）の経済諮問委員会が11日、パウエル連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長率いる金融当局について、現行の利上げサイクルは完了し、来年には計約１ポイントの利下げに踏み切る可能性があるとの見通しを示しています。来年利下げサイクルに入るとする見方は金価格の大きな下支え要因となります。

【白金標準先物　日足】

昨日NY白金10月限は900ドルを割り込んでから反発し前日比7.5ドル高の902.3ドル。NY総取組高が73000枚まで再び急増して安値を売り込んできており900ドル割れを売り込むファンドが増えていることが推測されます。7月、8月と同じような展開となっておりどこまで投機売りが続くか…？国内OSE白金標準先物8月限では4200円割れ手前で抵抗しています。ドル円相場が円高に振れた場合には4100円台の可能性もありそうですが、再びそこは買い場提供となるか…？

 

 

 

 

 

 

 

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