おはようございます。
昨晩の米株式は半導体銘柄やエネルギー関連銘柄の下落により反落。高騰を続けてきた半導体、ハイテク銘柄は利益確定売りに押され、財政支援策への期待に対して中国政府が具体的な発表がなく失望感が強まったことで原油需要に対する不透明感から原油相場が下落しておりエネルギー関連銘柄が売られています。NYダウは前日比324.80ドル安の42740.42ドル、ナスダックは前日比187.099ポイント安の18315.586、S&P500は前日比44.59ポイント安の5815.26。ドル円は手掛かり難から終始1ドル149円台前半で推移。
【ドル円 日足】
【NY金12月限 日足】
《SPDR金ETF残高とロンドン金価格2008年~》
《SPDR金ETF残高とNY金価格2023年~》
【OSE金標準先物 日足】NY金12月限は前日比13.3ドル高の2678.9ドル。イスラエルがバイデン政権に対しイランへの報復攻撃で核施設や石油施設を標的にしないことを約束したとの報道から中東地政学リスクが幾分後退したようですが、米長期金利上昇が一服したことで値を引き上げています。SPDR金ETF残高は前日から4.02トン増の884.59トンで年初来最大量をさらに超える増加となっています。SPDR金ETF残高は過去、2008年リーマンショック以降には世界的な財政出動により通貨安から大幅に需要が拡大し1300トン超えまで増加。また2020年のパンデミックの際も世界的な資金供給増により金ETF市場に大量の資金流入が見られ1200トンを超える量まで増加しました。今年2024年は米国の利下げを織り込み始めた7月以降増加傾向を強めています。ドル建て価格が2600ドルを越え2700ドルに迫る背景には短期筋の投機的な値動きによるものではなく長期保有を前提とする機関投資家からの資金流入が下支えしていることが推測されます。ドル円は1ドル150円に迫ってきており円建て価格を押し上げる要因。7月以降12週に渡って円買いドル売りを強めた投機筋は、10月以降この2週ドルを買い戻す動きを見せており、このドルが買い戻される余地はポジション、時間からもまだ続くと予想しています。国内OSE金標準先物8月限は前日比62円高の12808円(11:05)で推移。昨晩の夜間立ち合いでは12846円(01:19)と前日更新した過去最高値を更に更新しています。しかし本日の出来高は14588枚(11:07)と過熱感はありません。翌日以降反落を招いた急騰時10/7で41103枚、自民党総裁選の9/27で45491枚と出来高を作っていますが、少ない出来高では反落を招くような値動きにはなりにくくジワリジワリと上昇気配が続くとみられます。
【NY白金1月限 日足】
【OSE白金標準先物 日足】NY白金1月限は前日比7.5ドル安の996.6ドルで4日ぶりの反落。昨日アジア時間で中国株が売られましたが財政支援策に対する過度な期待が後退したことが要因とみられます。ただ一時的な利益確定売りに押された面もあり、全人代後に大規模な支援策が発表されるとの期待は根強いとみられます。OSE白金標準先物8月限は前日比38円高の4756円(11:15)で推移しており直近終値ベースでの高値を更新する気配で7/31の戻り高値4828円が意識されます。
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