ドル円は米財務長官の方針は重要に

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おはようございます。

為替市場に思惑が交錯。米財務長官ムニューチン氏による発言をきっかけに動いています。直近のインタビューでは「ドル高は米経済への信頼の証」としている一方で、「短期的には一定の問題あり」とのこと。本日は「税制改革を8月米議会休会までに」としたムニューチン米財務長官の方針が期待を後退させた様子ですが、レンジはまだここ一ヶ月の動きの範囲内。

米株式はまちまち。オールドエコノミーが中心のNYダウは10日連続最高値更新で前日比34.72ドル高の20810.32ドル。トランプ大統領と米製造業幹部との会談では雇用増加を強調し好感されました。一方ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比25.12ﾎﾟｲﾝﾄ安の5835.51。ドル円はトランプ政権の減税策への期待が後退し、リスク回避が意識されドル安が加速し112円台中盤の動き。米長期金利は税制改革の不透明な点から低下。米10年国債利回りは2.37％。

【NY金　日足】

SPDR金ETF残高は2/23も前日と変わらず841.17トン。2/8の高値1246.6ドルを抜け終値ベースでも10ドル以上高値を更新。こうなると上値を追う流れとなる可能性が高まったと判断します。週明け28日にトランプ大統領が何を発言するか推測の域を出ませんが、鈍化していた上昇は息を吹き返したかたち。ムニューチン米財務長官の言動が今後重要と思われますが、まだドルについての方向感がはっきりせず28日で基本方針を確認したいところ。28日が決定打になるかどうかはまだわかりませんが・・・。予想レンジは1,265～1,230ドル。



【東京金　日足】

本日新甫18/02月限の発会。昨日2/23取組高は72,052枚の-669枚。納会受渡は昨年8月限以来1,000枚を超えました。いやらしくも高値更新は今のところ1文抜けのみ。上抜け決まりかはまだ・・・。予想レンジは4,540～4,480円。



【東京白金　日足】

昨日終値で陰転ライン3,634円を下回り新値足は陰転。調整安への動きを考えています。材料難ゆえ、テクニカル重視。予想レンジは3,665～3,590円。



【東京ドバイ原油　日足】

米エネルギー情報局（EIA）発表の米週間原油在庫は60万バレル増加の5億1870万バレル。NYでは小幅レンジの動きながらも若干終値ベースでの高値を更新し緩やかな上昇基調になりつつあります。東京市場は横ばいレンジ。予想レンジは変わらず39,600～37,700円。


【東京ゴム　日足】

雪崩です。スキー場で滑走する気分はいかがでしょうか。



【東京とうもろこし　日足】

農業展望会議（アウトルックフォーラム）での作付面積予想が発表されました。

コーン　9000万エーカー（昨年実績比　-4.3％）
大豆　　8800万エーカー（昨年実績比　+5.5％）
小麦　　4600万エーカー（昨年実績比　-8.3％）

市場予想を下回る数字でしたが、相場は反落。ここのところ積み上がっているファンドのポジション調整が続く可能性がありそうです。

明日です！

 

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