米株式は今晩の米12月消費者物価指数発表を前に利上げペースが減速する期待から続伸。NYダウは前日比268.91ドル高の33973.01ドル、ナスダックは前日比189.041ポイント高の10931.671、S&P500は前日比50.36ポイント高の3969.61。ドル円相場は132円台から131円台へとやや円高ドル安。来週の日銀金融政策決定会合で緩和修正への思惑が働いている模様。
【金標準先物 日足】
昨日夕方、投機筋の円買いポジションの持ち高調整による円売りドル買いの動きとユーロの利上げ観測でのユーロ高も重なりドル建て金価格も上昇、国内では11月以来2か月ぶりに8000円/gの大台を突破し一時8015円(18:00)まで上伸しました。今朝は日銀による大規模緩和の副作用点検へとの報道で本邦の債券利回りが上昇し円買い圧力が強まって8:45の寄付きは前日比42円安の7942円から始まっています。米CPI前にやや調整が入った模様ですがNY金は高い水準を維持。国内は来週の日銀会合が意識され円高が上値を抑制しています。米12月CPIはインフレ鈍化が織り込まれていることに加え、中国「春節」での需要拡大への期待が出てきています。【白金標準先物 日足】
遅行線がそのまま実線に沿う形で下落。中国需要に期待があるものの4500円台への伸びは限定的。NY白金が1100ドル手前で足踏みが続いており上値が伸びきれず。目先は円高への警戒も。
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