2016年1月19日火曜日

中国不安残る

おはようございます。
昨日の降雪で若干雪が残っている部分もありましたが、大きな影響はないようです。

昨晩は米国市場はお休み。本日の中国国家統計局から発表される経済指標に注目が集まりましたが、先ほど発表された内容は・・・

10-12月GDP    6.8%  予想 6.9% 前回  6.9%
鉱工業生産    5.9%  予想 6.0% 前回  6.2%
小売売上高  11.1%  予想11.3% 前回11.2%

一旦、国内も17000円を回復しましたが、再び売られているようです。


【NY金 日足】
中国リスク、中東リスクが存在しているなか、買われやすい地合いのなかにあると見ていますが、大幅な上昇への動きもまだ見られず。昨年末の持ち合いから上抜けた形になっているため上昇を期待しますが、戻り高値1113.1ドル(1/8)を越えるもう一段高がないと勢いが出ず。1110~1080ドルレンジ。


【東京金 日足】
12月以降、新安値出現後戻りが入る展開が続いています。相場は売り方主導の流れになっていますが、新安値から戻るという動きは安値警戒感もある表れと見ます。しかし、買戻しだけで終わってしまうと戻りが限定的になってしまうため、もう一段高を誘う材料が欲しいところ。4140~4060円レンジ。


【東京白金 日足】
国内外株価低迷のなか、不安が払拭されないと白金にも恩恵が生まれてきにくい流れ。「金」同様に新安値出現後の戻りが入るかどうか、原油価格、株価の流れ次第か・・・。3200~3070円レンジ。


【東京ドバイ原油 日足】
 イランが経済制裁を解除され、今後日本に対し輸出を広げたい意向が表面化してくる可能性があります。中東依存度の強い日本はイランにとっても上客。ただそれはサウジとの対立を生むことにもなり中東2大原油産出国の緊張は更に高まりそうです。相場として売り材料を織り込み済みという反応が出るのかどうか休み明けの米国市場の動きを見ないことには・・・。


【東京とうもろこし 日足】
 唯一上値を切り上げているのがとうもろこし。年初高値もとり、買い意欲がやや強まってきている様子。国内ファンド機関店には大きな動きがまだ見られませんが、シカゴ上昇を考えるとまだ戻りが期待できるかもしれません。目先目標23000~22700円。