米トランプ大統領が税制改革案を発表しました。今後米議会が立案し、議論されていくことになります。しかし、まだ足元がおぼつかない印象を持たざるを得ず。29日にトランプ政権発足で100日を迎えますが、その前の実績作りが狙いだったのでしょうか。発表されたなかの法人税は確かに大きな改革案となりますが、簡単な問題ではないはずです。削減される分を経済成長が補うことが本当にできるのでしょうか・・・。
米株式は小反落。NYダウは前日比21.03ドル安の20975.09ドル。トランプ大統領の発表では目新しいものはなく、市場は織り込み済みの動き。株価は利確先行、ドル円はドル売りの動きとなりました。米政権が北米自由貿易協定(NAFTA)離脱を検討との報道も要因のひとつ。米長期金利は低下し、米10年国債利回りは2.31%。
【NY金 日足】
一目均衡表転換線・基準線がやや下向きに変化しつつあります。昨晩の税制改革案発表では株価は材料出尽くし感から下落しましたが、前日の株価上昇で「金」が調整入りしてしまった可能性がありそうです。26日のSPDR金ETF残高は前日と変わらずでしたが、25日ではまだ47万枚を維持しており調整余地が残ります。遅行線が交わってくる1,250ドル台が意識させられます。予想レンジは1,270~1,250ドル。
【東京金 日足】
東京チャートは上値切り上げ。緩やかな流れから上昇ペースが速くなってきましたが、逆に上値を抑える『売り』も誘いやすい状況になります。終値4,500円台は3/3以来。上昇が速まったのは円安の恩恵であり長くは続かずと考えます。円高で押すのを待つ方針。予想レンジは4,525~4,475円。
【東京白金 日足】
株価上昇時でも上昇できず、NYで950ドルを割り込んできたのは今月2回目。遅行線は実線との交じり合い間近で『静』から『動』へと動きが出てくると思われます。下抜け待ち。予想レンジは3,420~3,350円。
【東京ドバイ原油 日足】
米エネルギー情報局(EIA)が発表した米週間原油在庫は前週比360万バレル減の5億2870万バレルで前日のAPI発表に反し減少。しかし、製品在庫が増加傾向にあり石油全体頭の重い展開。国内チャートはまだ雲が覆いかぶさっており戻りいっぱいの様子。予想レンジは変わらずの36,300~34,500円。
【東京ゴム 日足】
下値を模索というよりは下値を確認する動き。
【東京とうもろこし 日足】
激しい降雨になっている模様。ただこれよりも米農業団体の大きな問題となりつつあるのが北米自由貿易協定(NAFTA)の離脱懸念。米農業界ではかなり懸念されているようです。
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