おはようございます。
米株式は続伸。NYダウは前日比235.06ドル高の41096.77ドルと8月末以来に41000ドル台を終値で回復。ナスダックは前日比174.145ポイント高の17569.676、S&P500は前日比41.63ポイント高の5595.76。週間の新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことで労働市場の鈍化が懸念されやや前日後退した米利下げ観測が再び強まりました。また米9生産者物価指数(PPI)については市場予想通りの内容。
ECBは理事会で0.25%の利下げを決定しました。ただ今後については会合毎に判断していくと継続的な利下げについては消極的な姿勢位を見せたことでユーロドル相場はユーロ高ドル売りの展開になり、ドル安の割安感からドル建ての金価格が大幅に上昇し史上最高値を更新。
【ドル円 日足】
【NY金12月限 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金が史上最高値を更新。NY金12月限は前日比38.2ドル高の2580.6ドルのセツルメント。対ユーロでドルが売られ割安感が広がりドル建て金価格は上昇。国内OSE金標準先物8月限は昨晩のNY金上昇につれて続伸し、夜間立ち合いでは朝6:00の時間外引け値は前日比112円高の11715円で終えています。直近戻り高値の11867円(9/3)が意識されます。国内相場は8月急落以降、持ち合いを続けながら上値切り下げ、下値切り上げを繰り返してきています。NY金高値更新が持ち合い放れのきっかけとなるかどうか…?ただドル円相場はやや鈍化してきてはいるものの円高リスクが付きまとっており、まだ国内の追随買いには勢いがありません。週明け16日の休日(敬老の日)は大阪取引所の祝日取引はおこなわれず、国内市場は連休となるため積極的な商いは手控えられる様子。
【NY白金10月限 日足】
【OSE白金標準先物 日足】NY白金10月限は大幅に続伸、NY白金10月限は前日比26.0ドル高の982.2ドル。対ドルでユーロ高となったこともプラス要因。テクニカル上でもW底を形成し中央トップの水準を上抜けて、8/5急落以来の水準を回復してきています。OSE白金標準先物8月限は前日比57円高の4465円で夜間立会いを終えています。買戻し(ショートカバー)主導の上昇ですが、4500円台を期待。
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