おはようございます。
米株式は反落。NYダウは前日比104.41ドル安の33066.96ドル。ナスダックは前日比14.25ポイント安の13045.40。S&P500株価指数は前日比12.54ポイント安の3958.55。米資産管理会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントの巨額損失の憶測から世界の各金融機関が多額の損失計上の可能性が発表され前日に金融株が売られましたが、この日はアルケゴス関連銘柄は反発しています。また米長期金利が一時1.76%まで上昇し債券売りが進んでいましたが、売りが一巡すると金利上昇はおさまり前日と変わらずの1.71%近辺の推移となっています。四半期末、国内では年度末を控えており持ち高調整による右往左往?
【金標準先物 日足】
昨晩はドル金利上昇を背景にICE取引所のDXY(ドルインデックス先物)が昨年11/3以来の93ポイント台に上昇しコモディティーのドル建て価格全般を押し下げた要因となったようです。NY金6月限は1678.3ドル(21:44)まで続落となりましたが、直近安値1673.3ドル(3/8)までは至らず。米ドル上昇の背景はドル金利上昇もありますが、バイデン政権と中国の関係も影響してきているか?2月中旬以降、対ドルで人民元安が進んでいます。これが何を意味するのか?再び米中の覇権争いが強まる可能性が出てきているように思います。
【白金標準先物 日足】
白金価格も本日反落。ただ持ち合いのなかの動きとなっており放れるタイミングを待つばかり。今晩米バイデン大統領が演説で発表されるインフラ投資計画は3兆ドル規模とみられていますが、注目はその財源に集まっています。米財政赤字は膨大な数字となっており、また債務上限撤廃の期限が7月に迫っているため、増税により財源を確保する案も同時に発表される見通し。今週はイースター休暇もあり商いは薄いとみられますが、4月以降相場の場味も変化するしてくるのではないかとみています。
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