金・白金 続落

 おはようございます。

米株式は利益確定売りに押され3指数とも小幅反落。NYダウは前日比55.20ドル安の33745.40ドル。ナスダックは50.19ﾎﾟｲﾝﾄ安の13850.00。S＆P500株価指数も前日比0.81ﾎﾟｲﾝﾄ安の4127.99。S＆P500株価指数は取引時間中の史上最高値を更新（4131.76）しましたが、、今週の米金融大手の決算や主要経済指標、パウエル議長講演などが控え見極めムードが広がっているようです。米長期金利は若干の上昇で米10年国債利回りは1.67％。3年債と10年債の応札倍率は前回を下回り投資家需要は少し弱さをみせましたが、市場の反応は特になし。今晩30年債の入札予定。

 

【金標準先物　日足】

狭いレンジの動き。6150円を超え一目均衡表雲抜けは達成できずに反落しましたが、本日の安値6080円（03:46）は転換線（6081円）が控えるところで下支えられているように跳ね返りをみせています。また昨晩発表された米3月財政収支では前年同月比で約5.5倍に膨張。2021年会計年度の上半期累計は1兆7062億4500万ドルの赤字で過去最悪。3月の歳入は前年同月比で13％増だった一方で歳出は2.6倍に拡大。WGC発表の4/9現在の世界全体の金ETF残高は前月末比12.1トン減の3561.5トンで2月に比べると減少ペースは弱まっています。

【白金標準先物　日足】

4日続落。大きな要因は見受けられませんが、もう一度安値を試す持ち合いの動きとなっています。3月2度目の谷4100円割れで持ち応えればチャート上は下値切り上げの形を維持。ドルインデックス（DXY）もまだ上昇基調を崩しておらず、貴金属全体の上値を押さえる要因となっているようです。米金融大手の決算、米30年債入札を通過すれば長期金利上昇への警戒感が弱まわり、再び上値追いになるのでは？とみています。

 

 

 

 

 

 

 

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