週末の米株式は5/4に控える米FOMCでの金融引き締めに対する警戒感から今年最大の下げ幅で下落。NYダウは前日比981.36ドル安の33811.40ドル、ナスダックは前日比335.359ポイント安の12839.293、S&P500は前日比121.88ポイント安の4271.78。明けたアジア時間からも中国でのコロナ感染拡大からロックダウンが強化されることを受けて景況感の悪化を懸念しさらに株式には下押し圧力が加わり、またコモディティ市場も原油価格を中心に全体的な下げに見舞われました。
【金標準先物 日足】
4/25本日は日中終値7887円の前日比131円安。4/13終値7950円を下回ったことで新値足は陰転換しました。日足チャートはテクニカル上、高いRSIの後に下落しMACDがデッドクロスしたことで目先は下向きベクトルが強まりそうです。ただNY金6月限は本日時間外で安値は1912.5ドルと3月以降の1960~1920ドルのコアレンジを少し下回ったところで大きく崩れたとはまだ言えず、円高も伴わないと大きな崩れとはならないかもしれません。ドル円は円安の動きが鈍化していますが、週末28日の日銀金融政策決定会合後の黒田総裁の定例会見やFOMC後には再度ドル高が強まる可能性もあり、127.70円までであれば1900ドルで円建て価格は約7800円、125円までの深押しがあった場合には1900ドルで約7635円が下値の目処となります。
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