おはようございます。
米株式は反落。NYダウは前日比153.07ドル安の32862.30ドル。ナスダックは前日比409.03ポイント安の32862.30。S&P500種株価指数は前日比58.66ポイント安の3915.46。前日のFOMC声明でFRBは2023年末までの事実上のゼロ金利予想を据え置きましたが、市場は長期金利上昇容認との見方が強まりました。大手格付け会社が「FRBが今年後半にテーパリングを発表し2022年初頭からテーパリング開始」との予想を発表したことも欧州時間から金利が上昇した要因とみられます。また欧州のコロナ感染が再び拡大しておりフランスがパリ地域のロックダウンを発表。欧州経済の低迷で需要が落ち込むとの見方から原油価格も大幅に値下がり、株式市場にも影響を与えています。来週に米2年債・5年債・7年債の入札が控えており、特に短期債が需給悪化懸念で売られた様子。
【金標準先物 日足】
昨日の日中取引時間中に高値6152円まで上伸。NY4月限時間外ドル建て価格も高値1754.2ドルをつけましたが、その後は金利上昇を背景に反落。ちょうど反転のタイミングに日経の「日銀の長期金利変動幅拡大・ETF購入6兆円目安を廃止」の報道。日本勢の債券売りが金利上昇のきっかけになったのか?日銀の金融政策決定会合の政策発表は本日。その後軟調地合いがNY株式開始時間まで続き6040円(22:29)が安値となりNY金4月限も1716.1ドルをつけています。その後セツルメント(02:30)は前日比5.4ドル高の1732.5ドル。国内日足チャートは6048円に基準線が位置しており、そこまでは押し目範疇か?
【白金標準先物 日足】
株式市場でも緩和相場の主役であったハイテク株などの「グロース(成長)株」から、景気回復により価値が見直されるであろう「バリュー(割安)株」に投資先が移行する業績相場へと変貌していくと指摘されています。白金も2月にESG投資が拡大していくことによって成長を見越して買われた経緯もあり、現在上昇モメンタムは今一つ。昨晩は欧州経済の停滞懸念が原油価格に反映されたとされ商品価格全般が上値が抑制されていますが、原油価格も期近限月の納会を迎え、拡大していた逆ザヤの修正といったテクニカル要因も否めず。ただ不安定ではありますが緩やかに下値を切り上げている流れとみて4100円台は買い場と捉えています。
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