おはようございます。
昨晩からの激しい雨も過ぎ去り、台風一過のような突風と熱気が襲っています。
米株式は下値抵抗の動きから小反発。NYダウは17574.75ドルの+82.45ドル。ドル円も戻し121円台後半から現在東京市場では122円台に上昇中。シティグループはこのドル安円高局面をドルの買い場として推奨し、来年にかけて10%上昇の見通しを示したようです。米10年国債利回りは2.23%。
【NY金 日足】
先週雇用統計発表後の1088.3ドルを抜けず、勢いがありません。チャート上では底入れを示すテクニカル的な見方も強まってきており楽観的な見方は少なくありません。注目されるは最大規模に膨らんでいる投機筋の『売り』がどのような動きになっていくのか・・・。
【東京金 日足】
4200円を割り込んだことで買い方にとっては失望が広がります。とは言え、昨日でフロアポジションの買い越し幅は最大に拡大しており買い下がりの傾向は変わりません。東京立会い時間ではどうしても様子見ムードが強いようですが、海外ファンドは先週末の貴金属買戻しや、昨日のドル売りなど虎視眈々と何かを狙っていると考えられます。買い戻されるか、更に売り込んでくるのか、ファンドの動きに掛かっているように思います。一昔前のように一般投資家の投げはほぼ出ないと見るべきでしょう。
【東京白金 日足】
日足ではMACDがシグナルをクロスするなどテクニカル的に買いの兆候が出ていましたが、勢いは消えています。10月の反転時は日足、週足でクロスしていましたが、現在週足でクロスするためには日柄が必要です。しかし、南アランドとの連動性が出なくなっており売り込みはもう臨界点に達しているとの見方もできます。正直非常に判断難しいところです。FOMCでの動きを見極めるべきか。
【東京原油 日足】
今週に入り取組高が急増。1日の出来高も国内商品では今一番多い銘柄。証券界からのETN(上場投資証券)を通じた個人投資家の買いが要因です。昨年末から年初に起きた現象で規模は大きくなっています。ファンダメンタルズでは売り材料ばかり・・・。年初の勝ち組は?
【東京とうもろこし 日足】
国内ファンド機関店からの買戻しは約150枚。ただ、昨日は売り方も出現してきており突拍子もない換算を度外視した上昇は今後抑えられるかもしれません。