おはようございます。
米株式は好調な企業業績を背景に連日の高値更新となっています。NYダウ、S＆P500で3営業日続伸、ナスダックで6営業日続伸の動き。NYダウは景気循環株が相場を押し上げ前日比94.28ドル高の35913.84ドルで一時は高値で史上初の36000ドル台に達しています。ハイテク株中心のナスダックは97.527ﾎﾟｲﾝﾄ高の15595.915で3営業日連続で史上最高値を更新。S＆P500は前日比8.29ﾎﾟｲﾝﾄ高の4613.67。米主要500社の56％が決算発表を終え、そのうち82％ の企業で1株利益が市場予想を上回っています。米長期金利は横ばいで3日FOMCを控え様子見。
【金標準先物 日足】
3日のFOMCではテーパリングの開始が決定される見込みですが、市場は利上げ時期ついてヒントを探ることになりそうです。これまで投機的にドル買いが膨らんできていますが、さらに買い増すのか？それともポジションが縮小に向かうのか？利上げついてはこれまで「テーパリング」と「利上げ」は別枠というスタンスでパウエル議長は語ってきていますが、市場は先取りして手がかりを探ろうとしています。利上げへの注目度が高くなると金にとっては上値を抑制する要因となりますが、一方で物価の上昇はエネルギー価格や資源価格から、日用品、食料品にも影響を及ぼしつつありインフレに対する警戒も高まっています。明日国内は祝日で取引はなく4日からとなり、4日朝3:00にFOMC声明発表です。
【白金標準先物 日足】
2連騰で3800円台を回復し10月の高止まりレンジに舞い戻り。終値ベースでの高値は3855円（10/21）で本日超えて終えると買い方の勢いは増しそうですが、流動性の低さからか、値動きは大きくとも断続的な手口は少ないように思われます。FOMCも控え朝からはやや利益確定売りに押される展開。
