気温の変化が激しい今週です。
米株式は続伸。NYダウは前日比222.57ドル高の16196.41ドル。金融株中心に買い戻されている様子で先週までの下げの反動と見られます。期待されていたサウジ・ロシア・ベネズエラ・カタールの非公式会談では市場が期待する協調減産の合意には至らずに1月の産油量を凍結。取りようによっては増産しない?とも受け止められますが、市場の動きは失望売りへ。原油安を見て立会い道中は弱い動きでしたが、ここ最近の傾向と同様引け間際に盛り返すという動きが 続いています。
ドル円は原油安の動きでリスク回避の動きが見られるようですが、欧州の追加緩和の期待も強く対ユーロで堅調な動きになっています。ドル円114円を挟んだ展開。米10年国債利回りは1.77%に上昇。債券への資金の流れが一服か・・・。
日銀マイナス金利が昨日16日から実施されています。市場としては既に織り込んでいますが、ジワジワと実体経済に影響も出ているようです。国内上場各社は業績予想を下方修正しているにもかかわらず配当を維持、または増配へと動いているようです。企業、また投資家にとっても先行きが不透明とはいえ多くのキャッシュフローを抱えているメリットもなく今後企業は配当で株主還元へ、投資家は債券へまわせず株式市場へといった動きが予想されます。
【NY金 日足】
3日陰線。先週の動きでやはり新規買いが多く膨らんだと考えられ、勢いが一服しています。米FRBが3月に向けてどういった方向で来るのか次の手を待つ動き。1200ドルを挟み上下一進一退の展開になりそうです。予想レンジ1240~1180ドル。
【東京金 日足】
フロアでは買戻し、押し目買いの動きが出てきて売り越しポジションが縮小しています。目先は4479円(2/15)高値が一杯になってきている可能性が高いかもしれません。ただ日柄から言えば今週から来週までは高値を試す可能性も残しておりまだ崩れるには至らずと予想しています。予想レンジは4490~4330円と変わらず。
【東京白金 日足】
昨年末の山が越えられず。キッカケ待ち。jこれは貴金属の上げ、原油の上げ、株価の上げ、円安などどの材料でもいいように思います。相場としては底入れしていると考えられ上昇要因に反応しやすい環境に変化していると判断しています。予想レンジ3510~3370円と変わらず。
【東京ドバイ原油 日足】
昨日夕方に非公式会談産油量凍結の一報で大幅下落。市場が期待していた協調減産の合意には至らず。逆にとれば増産しないとも受け止めることができますが、事実上サウジ・ロシア・ベネズエラ・カタールのなかでは増産余力のあるのはサウジアラビアに限られており、増産抑止効果もほとんどないのが現状。上値は重く、下値を探る展開。予想レンジは26000~21000円と変わらず。
【東京とうもろこし 日足】
新甫3月限が発会され、ファンドのロールオーバーが見られていると思われましたが、結局その動きは昨日はまだありませんでした。1月限発会のときのように乗り換えが終了するまでは期先2限月は逆ザヤの圧力が強そうです。それ以外天候相場への端境期で材料難。
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