昨晩の米市場は独立記念日の休日で休場。
今晩は注目されている米6月雇用統計の発表です。今週発表されている米経済指標は米景気減速を示すものが多く、雇用統計についても雇用者数と賃金の伸び鈍化が見込まれています。
ブルームバーグの記事
6月の米雇用、大幅減速示す可能性-年内複数利下げシナリオ後押しも
現在、米利下げについてFEDウォッチでは年内2回の利下げが想定されています。
今晩の発表によって金融政策についての見通しが大きく変化する可能性もありそうです。
【OSE金標準先物 日足】
本日5日の金標準先物6月限は前日比2円安の12248円で取引を終えました。昨日に史上最高値(12927円)を更新し、今晩の米6月雇用統計を待ちます。外国為替市場ではドルが対ユーロで売られておりドル安傾向が強くなってきていてNY金8月限は時間外で2372.4ドル付近を推移しています。ドル建てについては上値をうかがう兆しが見えており、ドル円の水準によって円建て金価格が更に上伸するか注目しています。雇用統計発表は日本時間21:30です。
《雇用統計 事前予想》
非農業部門雇用者数 前月比+19.0万人(前回+27.2万人)
失業率 4.0%(前回4.0%)
平均時給 前月比 +0.3%(前回+0.4%)
平均時給 前年比 +3.9%(前回+4.1%)
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