昨晩発表された米7月ISM非製造業景況指数は56.7と前月55.3から上昇。市場予想は53.5と 前月から低下すると見られていましたのでややサプライズ的な反応を各市場は見せました。ドル円相場はFRB高官のタカ派寄りの発言もあり、ドル高が加速し一時134.54円(23:17)までドル高円安が進行。米株式もこれを好感し景気後退懸念が弱まっています。NYダウは前日比416.33ドル高の32812.50ドル、ナスダックは前日比319.401ポイント高の12668.159、S&P500は前日比63.98ポイント高の4155.17と3営業日ぶりの反発。
【金標準先物 日足】
米7月ISM非製造業景況指数の上昇が明らかとなったことでドル高が進行。NY金12月限はドル高に圧迫され前日比13.3ドル安の1776.4ドルと6営業日ぶりの反落となりました。一方でドル円相場ではドルが買われ円建て金価格は円安の押し上げ要因で前日比プラス圏の動きとなっています。10:45現在で先限6月限は前日比33円高の7575円。本日7547円以上の終値で終わると日足チャートでは新値足で陽転となります。日柄も1か月以上続いている下げからの反転となりますので切り返しを期待するも7600円前後の水準は7月中の持ち合いレンジ上限とあって上値抵抗となりやすいかもしれません。強力な押し上げ要因もなく、今の上昇は戻り売りの展開も想定しながらか?【白金標準先物 日足】
狭いレンジで膠着が続いています。3800円台を維持できるようになるまでは忍耐強く待つところか・・・。
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