おはようございます。
週明けの米株式市場は米追加経済対策法案の上院可決を好感。NYダウは前日比306.14ドル高の31802.44ドルで引けています。取引時間中の高値は32148.04ドルまで上昇し3/24高値32009.64ドルを超え史上最高値を更新。しかし一方で金利上昇によりハイテク株などは売りが先行し、ナスダックは前日比310.99ポイント安の12609.16。S&P500種株価指数は前日比20.59ポイント安の3821.35。米10年国債利回りは一時1.6%台に上昇。景気押し上げ観測から株を買い債券が売られる動きとまた、今週の米国債入札における需給悪化懸念の売りも重なっています。先々週のような金利上昇リスクを回避すための債券売り(コンベクシティヘッジ)への警戒もある模様。ドル円も日米金利差拡大でポジション解消の動きからドル高円安が進行し昨年6月以来の109円台に乗せています。米イエレン財務長官は2022年内に雇用はパンデミック前に回復する可能性を言及。
【金標準先物 日足】
NY中心限月4月限セツルメントは4営業日続落で前日比20.5ドル安の1678.0ドルとなり直近の終値では昨年4/3セツルメント1645.7ドル以来の1700ドル割れのセツルメント。ドル建ては金利上昇に頭を押さえられる一方で、ドル高円安の進行から円建て価格は下支えられている様子で5900円を上下しています。今週は金利上昇リスクから下値警戒のムードとなりますが、米10年債利回りが1.6%を超える水準の場合は単純に2022年内に利上げ1回を織り込んでいる水準。米イエレン財務長官の「2022年内に雇用回復の可能性」発言は辻褄が合うとも言え、もしかすると来週のFOMCでは2022年内に1回の利上げが想定される金利予測に変化するかもしれません。そうなると目先はFOMCでは織り込み済みとなりますので、現時点1700ドル以下の水準は売られ過ぎと判断していますが、今週はその一時的な売られ過ぎの警戒は残ります。
【白金標準先物 日足】
ドルの金利上昇からドル円のドル高円安が進行していますが、他主要通貨に対するドルとの金利差から新興国通貨も売られやすい環境が続いており、南ア通貨ランドや資源国通貨も軟調地合い。大局の流れはあくまで先々のバブル相場を想定していますが、白金の国内日足チャートは一旦売り転換していると判断し、まだ買いに行く流れではないと考えています。4000円台が今のところ上値抵抗ラインに押される展開となっているため下値模索の可能性を警戒してます。
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