週末2日の米株式は米景気減速懸念が急速に強まり大幅に続落。NYダウは前日比610.71ドル安の39737.26ドル、ナスダックは前日比417.982ポイント安の16776.163、S&P500は前日比 100.12ポイント安の5346.56。米7月雇用統計が発表され失業率は4.3%に上昇、非農業部門就業者数は11.4万人増と大幅に増加数が鈍化、平均時給は前月比0.3%、前年比3.6%。賃金インフレ低下と共に失業率は上昇、雇用者数増加も鈍化した内容で労働市場の軟化が示されました。FEDの利下げ予想は年内3回の可能性が強まり米長期金利は低下、ドルも売られ1ドル146.41円(00:26)と2/2以来の水準まで円高ドル安が進行しました。
【NY金12月限 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金12月限は前日比11.0ドル安の2469.8ドルのセツルメントで終了。米7月雇用統計を受けて利下げ観測が強まり長期金利低下で前日比41.7ドル高の2522.5ドル(21:35)まで急伸し、つなぎ足ベースでの最高値を更新。しかし株式市場がオープンから徐々に景気減速を嫌気し売られると利益確定売りや持ち高調整の売りに押され反落。円建てのOSE金標準先物6月限は149円から147円に円が急伸したことで下押し圧力が強まり、雇用統計発表後に前日比約100円程の下げとなり、NY金が下げだした23時以降下げ足を強め一時、前日比460円安の11402円(00:15)まで値を崩しました。NY金は本セッション終了後の時間外で2486.1ドルとセツルメントから約16ドル値を戻し、OSE金標準先物6月限も夜間立ち合い終了では前日比316円安の11546円まで戻しています。景気減速(リセッション)懸念から一部換金売りが出たとも囁かれますが、米長短金利をみれば短期金利の低下のほうが大きく長短金利差の逆転幅は縮小し正常化に向かう動きとなっており、先行きを見通す意味では一時的なものと取られています。換金売りは懐勘定による売りであり相場の見通しとは別物での動きのため、過去の傾向からしても他の金融商品よりも「金」が立ち上がる可能性は高いとみられます。ドル円の落ち着きどころの水準がどこなのか…下振れリスクのカギは円高。
【OSE白金標準先物 日足】
NY白金10月限が前日比12.6ドル安の882.00ドル。OSE白金標準先物6月限は前日比141円安の4549円で夜間立会いを終了しています。円高によって下押し圧力が強くNY白金は小幅な下げに留まっています。
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