おはようございます。
米12月FOMC(12/13~14)を 控えて米国金融政策の行方を占うために注目されていた米11月雇用統計。失業率は前回同様3.7%と変わらず市場予想通り。しかし平均時給は前月比、前年比ともに市場予想を超える伸びで賃金インフレが高い水準となっていること、また非農業部門雇用者数は前回の+26.1万人から増加の+26.3万人で市場は+20.0万人と雇用が鈍化すると予想していたため、利上げ観測が弱まり買われていた債券が売られ長期金利は上昇、ドルも買い戻される形となりドル円では133.60円(2日17:51)まで進んでいた円高ドル安は反転し、135.97円(22:43)までドルが急上昇しました。ただこの動きも一巡すると上値が重くなり「利上げペースは減速する」見方に変化はなく再びドル安の動きが強まりました。米株式は雇用統計発表後は一時軟調な動きとなりましたが一巡後は下げ幅を削り、主要3指数はまちまちに。NYダウは前日比34.87ドル高の34429.88ドル、ナスダックは前日比20.952ポイント安の11461.497、S&P500は前日比4.87ポイント安の4071.70。米2年債利回りは4.284%、10年債利回りは3.492%と逆イールドは拡大し直近では最大に。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【NY銀 日足】【NY白金 日足】11月からドルが一転、ドル安傾向が強まっていることでNY市場のドル建て貴金属価格は反発してきています。ドル安による割安感からの上昇となっています。特に白金、銀については中国のゼロコロナ政策の緩和への期待が強いようです。NY白金は先んじて11月に節目となる200日移動平均線を上抜き、投機筋の買い越しポジションも拡大。続いてNY銀も11月の戻り高値を上抜き200日移動平均線上での値動きを固めてきた様子。NY銀の投機筋ポジションも売り越しに転じた9月をボトムに11月以降買い越しポジションを拡大させてきています。NY金は11/30のパウエルFRB議長の利上げ幅縮小を示唆する発言をきっかけに1800ドルを回復し200日移動平均線を上抜きつつあります。
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