おはようございます。
先週末の米5月雇用統計を受けてドル円は13年ぶり水準125.80円台まで達しています。物価上昇が意識され始めたのか、債券は売られ長期金利が上昇。債券から資金はどこへ流れるのか?
【今週の予定】
6月8日(月) |
<国内>
4月国際収支(8:50)
1-3月期GDP【改定値】(8:50)
5月景気ウォッチャー調査
<海外>
中国5月貿易収支
独4月鉱工業生産(15:00) |
6月9日(火) |
<国内>
5月マネーストック(8:50)
5月消費者態度指数(14:00)
<海外>
中国5月消費者物価【CPI】(10:30)
中国5月生産者物価(10:30)
米3年国債入札 |
6月10日(水) |
<国内>
4月機械受注(8:50)
5月国内企業物価指数(8:50)
<海外>
米5月財政収支(11日 3:00)
米10年国債入札 |
6月11日(木) |
<国内>
4-6月期法人企業景気予測調査(8:50)
5月都心オフィス空室率(11:00)
20年国債入札
<海外>
中国5月鉱工業生産(14:30)
中国5月小売売上高(14:30)
中国5月都市部固定資産投資(14:30)
米5月小売売上高(21:30)
米新規失業保険申請件数(21:30)
米30年国債入札 |
6月12日(金) |
<国内>
メジャーSQ算出日
会社四季報【夏号】発売
<海外>
米5月生産者物価(21:30)
米6月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(23:00) |
【CFTC建玉明細 2015/06/02現在】
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ロング
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ショート
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ネット
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総取組高
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CMEドル円
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46,681
|
132,374
|
-85,693
|
260,104
|
NY金
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194,299
|
89,889
|
104,410
|
398,724
|
NY銀
|
63,573
|
16,728
|
46,845
|
178,343
|
NY白金
|
55,445
|
30,528
|
24,917
|
76,650
|
NYパラジウム
|
23,178
|
6,359
|
16,819
|
29,149
|
NY原油
|
494,450
|
154,932
|
339,518
|
1,651,499
|
シカゴコーン
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422,322
|
486,269
|
-63,947
|
1,454,337
|
シカゴ大豆
|
186,312
|
235,141
|
-48,829
|
748,391
|
「金」はほとんど変化なし。ただし、集計日6/2ではまだ1194.4ドルの水準であり、先週の下落でポジションは大きく変化していることが考えられます。「原油」「コーン」あたりも値動きに合わせての変化が来週発表でみることができるか?
【NY金 週足】
週足でも雲の下で推移し、上値には大きな壁がありそうです。テクニカル上では昨年11月の1130ドル台、今年3月の1140ドル台を試しにきてもおかしくないように見えます。世界的に長期金利が上昇してきているため、金利高だけを見ればNY金が下向きと考えられますが、これが先行き物価上昇の兆候ということになってくると話は変わって「金」のインフレヘッジの側面がクローズアップされることになります。直近早々にもというわけではありませんが、「金」は多方面から色々な角度で注視していく必要があります。
【東京金 週足】
円安の要因が強く、国内は上昇過程のなかにある状態と言えます。4800円達成がならず目先は重たさがあるように思いますが、ドル円は13年ぶりの水準をつけてきており勢いも相当なものと考えられますので、円安だけで上昇していると言っても馬鹿にできません。
【東京白金 週足】
国内商品は円安要因で支えられますが、弱い商品はとことん弱い動きです。4300~4600円でのレンジ内の動きから脱しないかぎり、まだ大きな動きには繋がりそうもありません。
【東京原油 週足】
このまま高値横ばいの推移でいくならば、最終的には上に抜けるのが定石です。OPEC総会では日量3000万バレルの生産枠を維持、米国シェールオイルは増産が鈍化し始めています。このような材料はもうほぼ織り込まれ、次のステージへは新たな材料が出てくることになると思います。テクニカルも重要ですが変化のタイミングではファンダメンタルズの変化もかかせません。
【東京とうもろこし 週足】
雲の切り返しに沿って上昇中。今週10日(水)には米農務省の需給統計が発表されます。単収、期末在庫が上方修正されるとの見方が出てきているらしいですが・・・。CFTCでも買い戻しされているかどうか、今ひとつ掴めず今週末の発表が待たれます。ファンダメンタルズから売り方針で考えています。
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