おはようございます。
今週末は7/4の米独立記念日となり翌日5日が振替休日となります。連休前に米6月雇用統計を迎え市場は手控えムードながら原油価格の上昇や新規失業保険申請件数の減少を背景に景気回復期待の高まりから米株式市場は堅調推移となっています。NYダウは前日比131.02ドル高の34633.53ドルで3営業日続伸。ナスダックは前日比18.43ポイント高の14522.38。FOMC後の反落から9営業日のうち7営業日上昇。S&P500株価指数は前日比22.44ポイント高の4319.94で6営業日連続で過去最高値の更新を続けています。昨日発表されたISM製造業景気指数では総合で60.6ポイントと前月比で低下。内訳では雇用指数が49.9の1ポイント低下しており人手不足の傾向がみられ仕入れ価格指数が92.1ポイントと1979年のイラン革命・オイルショック以来の高水準となっているようです。供給網(サプライチェーン)の混乱の影響が出ていたものとみられます。しかし市場は雇用統計での改善を見込んでおり、景気回復への期待は根強いとみられます。
【NY金 日足】
NY金8月限は2日続伸し前日比5.2ドル高の1776.8ドル。ADP全国雇用者数の増加、新規失業保険申請件数が発表されてますが、いずれも雇用回復を示しており今晩発表される米6月雇用統計も市場予想では非農業部門雇用者数は72万人増加、失業率も5.6%への改善がすでに見込まれています。FOMC後には参加者から早期のテーパリング開始、利上げ時期の前倒しが言及されており、すでに8月ジャクソンホールにおいてテーパリングを発表するとの指摘が多く市場のコンセンサスとなっているようです。NY金の総取組高は月末2営業日44万台をボトムに減少が止まっており期末要因による玉整理は一巡したように思われます。早期テーパリング観測も織り込み過ぎている指摘もあり、雇用統計発表では一時的な値ブレはあるにせよ、イベント経過後には買い直されるのではないかと考えています。
【NY白金 日足】
NY市場では取組高の減少が続いています。先週のCFTC建玉明細からも投機筋買いポジションの減少傾向にまだ歯止めがかかっていないため、切り返す兆候はまだNY市場からは読み取れません。一方、対照的に国内の白金総取組高は6/30月末が36,117枚と直近でのMAX値。典型的な売り込み型になっていることから、切り返すタイミングが待たれます。コロナ変異株「デルタ株」の感染拡大が白金の最大産出国南アフリカを襲っており、通貨ランドが下げ傾向となっていることが上値を押さえる要因にもなっていますので、投機筋の動向や南アランド安の動きに変化がみられないと戻っても上値切り下げ抵抗ラインでの戻り売り基調が続く可能性がありそうです。まずは自律反発から押し上げ要因があらわれてくれるかどうか?
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