本日は米FOMCが終了し政策金利の発表です。現時点でほぼ今月の追加利上げは確実視されていますので、市場はその後の金利上昇ペース、FRBが保有する資産の縮小についての具体的な内容を声明発表後のイエレンFRB議長の会見から手がかりを探ろうとしてきます。
米株式は最高値を更新。NYダウは前日比92.80ドル高の21328.47ドル。本日の米追加利上げを見越して金融株を中心に買われています。米司法長官セッションズ氏はトランプ政権がロシアと結託していた疑惑については「忌まわしい嘘」と真っ向から否定。政局への疑惑もやや後退。ドル円は小動き。FOMCを控えた様子見ムードで110円を挟んだ動き。米長期金利もほぼ横ばい。米10年国債利回りは2.21%。
【NY金 日足】
NY総取組高は高値から3日間の下げで減少。FOMCを直前に控えたポジション調整の動きと見られます。今晩のFOMCで大きく影響を受けるのが「保有資産の縮小」についてだと考えられます。サプライズになるようなことは避けると思いますが、市場はそこに注目をしています。今朝のFEDウォッチでは今後の金利上昇ペースについては緩やかと見ている向きが多く、事なきを得れば今までどおりFOMC声明発表日がボトムになる可能性が高いと考えています。今回はイエレン議長の会見もありますので内容を見極めたいところ。予想レンジは1,290~1,245ドル。
【東京金 日足】
東京市場は昨日一般投資家の買い手口が目立ちました。取組高も増加しましたので買い戻しと+αの新規買いも散見されています。押し目買いペースとは考えていますが、今回はFOMC声明、イエレン議長の会見内容を見極めてから判断をしていくつもりです。予想レンジは4,500~4,445円。
【東京白金 日足】
ようやく下値を割り込んできました。指摘してきてますようにこのまま日中下げて終われば値洗い勘定が買い方にとっては非常に不利な形になります。ただおそらくは日中は一般投資家の買い気配は強いとみられますので「なんだ?あんまり下がんないね」なんていう雰囲気になると、これが余計に取組内容のアク抜けを遅らせます。売りで攻めたいところです。予想レンジは3,340~3,250円。
【東京ドバイ原油 日足】
米石油協会(API)発表の米原油在庫は前週比280万バレル増の5億1140万バレル。市場予想は270万バレル減少でしたが、先週EIAが減少予想だったところで増加していましたので一週遅れてついてきた印象。OPECの5月産油量が減産遵守するなかでやや増加していましたが、売り材料には反応せずサウジが輸出量を削減することなどが安値に警戒感が出てきています。予想レンジは34,500~33,000円変わらず。
【東京ゴム 日足】
動きが止まってきています。貴金属が動いてくると大人しくなりますよね。
【東京とうもろこし 日足】
再び天候懸念で反発。シカゴは初押しのかたち。
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