おはようございます。
米利上げは結局見送りとなりました。政策金利発表直後、株価は上下はありましたが、リスクオンともオフともどちらとも言えないような気迷いの動きでした。NYダウは16674.74ドルの-65.21ドル。
為替ではドル円は円高への動き。主に対ドルの新興国通貨(資源国通貨)が買い戻しの動きとなったようで、これが貴金属の反発に繋がったと言えるかもしれません。ドル円は円高へと振れましたが現在の持ち合い相場の中心の水準で方向感がまだ見えにくいところです。
結論からすると、米利上げ時期についてはまた不透明さが残り展開は読みづらくなっています。投機筋の資金がどこへ向かうのか慎重に見極めなければいけません。
【NY金 日足】
ドル安新興国通貨の反発でNY金も瞬間1130ドルまで回復。世界経済の先行きに不透明感が残り安全資産買いの動きも見られますが、力強さは今ひとつ。投機筋の売込みは7月ほどまでには至らなかったため買戻しだけでは8月の水準までの回復は難しいかもしれません。
【東京金 日足】
4400円あたりまでの上値余地は残していますが、ドル円が円高方向への動きとなると上値は限られてしまいます。上昇しながらも上値の重たい展開。
【東京白金 日足】
買い方にとっては昨晩のFOMCは起死回生の材料にはならず期待はずれの動き。対ドルでの新興国通貨の反発もあり、上昇場面もありましたが続いていません。ドル円の動きはまだ放れた動きではありませんが、円高想定でいけば戻り売りの展開と言わざるをえません。
【東京原油 日足】
これも上値切り下がりの形に。どれこれも重い・・・。
【東京とうもろこし 日足】
円高想定でいけばまだ上昇できず。ただ、シカゴはあまり売っていく材料はないかも知れません。
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