商品先物取引　「切り札をさがせ」: 10/28/20

2020年10月28日水曜日

金　小康状態続く

おはようございます。

米株式は3日続落。NYダウは前日比222.19ドル安の27463.19ドル。ナスダックは72.41ﾎﾟｲﾝﾄ安の11431.35。コロナ感染拡大による経済活動の再規制や大統領選前の手控えムードで相場が重く航空株や金融株、エネルギー株が売られた一方、今週決算発表を迎えるハイテク株は堅調な動きを見せています。

【NY金　日足】

中心限月12月限セツルメントは前日比6.2ドル高の1911.9ドル。高値は1913.8ドル（00:39）、安値は1898.7（18:17）と1900ドルを挟んだ狭いレンジでの持ち合いが続いています。株式市場が大きく崩れても下がらず、また長期金利が低下してきても上がらず…。大統領選で『ドル』がどのように動くか？先行きを見定めるべく取引が手控えられている印象です。金ETFやCFTC投機筋ポジションは依然高水準を維持しています。

【金標準先物　日足】

国内OSEでは金標準先物は昨日納会を迎え、本日より新甫10月限が期先に発会しています。発会値今朝の寄付きは6423円でスタート。上下10円幅での小動きです。今月に入り一時的に6400円割れはあるものの6400円を辛うじて維持している動きが続いています。ただ上値も削られてきておりまだ上値の壁は厚い印象を受けます。新型コロナウイルスが再び猛威を奮いつつあるなかでワクチン開発の進展もまだ定かでなく、大統領選もバイデン氏優勢とは言われつつも開票後すぐに決着がつくかは不透明。上下どちらにも振れる可能性は否定できず見守るのみ…。

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