2014年6月6日金曜日

5月米雇用統計

失業率 6.3% (事前予想 6.4%) 前月と変わらず
非農業部門雇用者数 21万7000人増 (事前予想21万5000人) 前月28万2000人増

流動性の高まり・・・からの

おはようございます。
関東地方は本格的に梅雨入り。激しくはありませんが、しばらく雨が止みません。

ECB理事会は政策金利を0.1%引き下げ0.15%とし、銀行が欧州中央銀行に預ける預金金利を前例のないマイナス0.1%としました。市中への流動性を高めることを目的とし、更にはABS(資産担保証券)の購入などの追加緩和の可能性を示唆しています。
しかし、一時ユーロは急落したものの、その後反発しユーロ高ドル安へ。内容的にはユーロの流動性が高まり金利の開きからもユーロ安ドル高となりうるものでしたが、市場ではこれで材料織り込み済みとなり買戻しが集まる動きになっているようです。

欧米の株式市場はECBの追加緩和を好感し続伸。米長期金利も2.58%に低下し株価を下支え。

貴金属市場は反発。NY金+9.0ドル、NY銀+29.1セント、NY白金+11.2ドル、NYパラジウム+2.30ドル。追加緩和による流動性の高まりから「金」は大きく買われました。対ユーロのドル安の動きも手伝っています。また、ユーロの動きと連動性の強い「白金」も堅調な動きです。

「東京金」は先日指摘した5/28朝の水準に一時達し、夜間立会いで4,053円をつけました。惜しくも5/28の戻り高値4,054円の一文手前までとなってしまいましたが、本日の日中立会いで買い方の反応はどう出てくるのか。4,063円まで達してしまえば意外と軽く4,200円の回復も期待できるかも知れませんが、それは本日米雇用統計の結果を見てからということになるのでしょうか。
MACDは上昇、ゴールデンクロスに向かう動きに入ったか?取組高は急落前の5/27の89,020枚から昨日6/5現在で100,328枚まで回復しています。

米雇用統計は事前予想が21万5000人増。前月の28万8000人増からは鈍化が見込まれていますが、発表を市場はどうとらえてくるかに注目が集まります。発表は今晩21:30です。

リアルな情報は下記までお問い合わせください。
なおその際は、お名前、ご連絡先をお伝えいただきますよう、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


お問い合わせ  投資相談部 後藤 まで

TEL   03-3249-8882 (2F代表)
     0120-988-528 (直通)
     03-3639-0538 (直通) 
     090-1623-3464 (携帯 何時でもOK) 
MAIL  oracle@wf6.so-net.ne.jp (PC)
     pukupuku-pooh@i.softbank.jp (携帯)