米トランプ大統領がイラン核合意から離脱を表明したことで国際政治が大きく揺れ動いています。北朝鮮との米朝会談に向けての動きも見られ、米ポンペオ国務長官が再び北朝鮮を訪れ北朝鮮に拘束されていた米国人3人を連れ帰ってきています。中間選挙に向けて実績を作り上げているトランプ大統領。世界は今後も振り回されそうですが、米国内での支持率上昇には繋がっているのかもしれません。
一方今回のイラン核合意離脱で経済制裁を再開することにより、イラン経済に相当なダメージが出ます。イランの今後の姿勢によっては中東に混乱を招くことになり、中東地域における核開発ドミノが広がる恐れがあります。国際情勢は目が離せず。
米株式は続伸。イランからの原油供給が停滞する見通しから原油高が進み、エネルギー関連株を中心に上昇。NYダウは5日続伸で前日比182.33ドル高の24542.54ドル。原油高によるインフレ懸念から長期金利も上昇しドル高円安が進み109円台後半。米長期金利は債券売りが進み、米10年国債利回りは3.01%。
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