おはようございます。
米株式は続落。原油高などエネルギー価格の上昇で原材料コスト上昇が企業収益を圧迫する懸念から上値が抑えられました。NYダウは前日比117.72ドル安の34378.34ドル。ナスダックは前日比20.275ポイント安の14465.925、S&P500は前日比10.54ポイント安の4350.65。今週は米7-9月期決算発表が始まり、米消費者物価指数、米9月FOMC議事録公表と材料が目白押しで昨晩は発表前の手控えムードといった様子。米長期金利は一旦落ち着き米10年国債利回りは1.572%に低下。ただ2年債はインフレ高止まりで利上げ観測が強まっており上昇してイールドカーブはフラット化の動きでした。
【金標準先物 日足】
本日で国内円建て価格は9営業日続伸となります。昨晩のNY金12月限は前日比3.6ドル高の1759.3ドルで現在のアジア時間帯でも1760ドル近辺の動き。国内では三角持ち合いを抜けつつあるように見えますが、10月に入ってからの上昇はドル高円安の影響も強く、「金」本来の強さにはまだ至っていないと思われます。ただそのドルもドルインデックスで昨年9月以来の水準までドル高が進んでおり、そのなかでドル建て価格が1750ドルを維持しているのは原油高などのインフレ懸念が強まっていることが要因とみられます。円安ドル高が支援材料になっていますが、将来的には積み上がってきているドル買いポジションがどこかで巻き戻されるタイミングが来ることに…。そのタイミングがこの10-12月期のなかでどこか?【白金標準先物 日足】
日足一目均衡表雲上限で戻りいっぱいの動き。IMFは昨日、世界の経済成長率を2021年5.9%に前回発表から1ポイント下方修正し、2022年は4.9%と据え置いています。成長への脅威が増したと指摘し、デルタ変異株とサプライチェーンの逼迫(ひっぱく)、インフレ加速、食料と燃料の値上がりを挙げています。またFOMC2021年メンバーの米ボスティック・アトランタ連銀総裁はサプライチェーンの混乱は続くと指摘しており、ファンダメンタルズにおいては決して強い環境とは言えないようです。しいて言うのであれば東南アジアでの感染者数低下で自動車部品工場などが再稼働されてくることから供給網が回復し、自動車生産の減産も回復するといった期待感が、白金価格の買戻しを誘ってきたのかもしれません。
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