おはようございます。
本日は11月最終日。米FOMC政策金利発表を14日に控え、米GDP改定値や米雇用統計などのインフレ指標、労働市場の行方が米金融政策を占うため注目されています。昨晩発表された米11月消費者信頼感指数では100.2に低下し4か月ぶりの低水準となりました。根強いインフレと金利上昇がこれまで好調だった米経済に影響を与えています。昨晩の米株式はNYダウが前日比3.07ドル高の33852.53ドル、ナスダックは前日比65.719ポイント安の10983.779、S&P500は前日比6.31ポイント安の3957.63。金利先物から算出するターミナルレートは5%をやや下回る水準。
景気減速(リセッション)入りの兆候とされる長短金利差の逆イールドは1982年以降最大となっています。ただこの長期金利低下は逆に考えれば、将来のインフレに対する懸念が和らいでいるとも言えます。インフレ抑止については将来的に心配する必要はなく、米金融政策は目先利上げがおこなわれても、終着点は織り込みつつあるといった市場の見方があらわれている可能性が高いです。【NY金2月限 日足】
【金標準先物 日足】NY金は中心限月が12月限から2月限に移行。2月限は前日比8.4ドル高の1763.7ドルの入電。昨晩は方向感のない動きで1770~1760ドル近辺での推移で今晩のイベント前の手控えムードといった様子。NY金は11月FOMCで4会合連続の0.75%利上げがおこなわれましたが、ここが転機となって底入れ反転上昇。12月以降来年にかけて利上げ幅を縮小していき、利上げ終了となっていく先行きを市場は意識し始めています。相場はこれを先取りする動きに移ってきていると考えられます。NY金投機筋のポジション取り、そして国内OSE金標準先物では総取組高は増加傾向。また昨年も11月中旬から一旦売り込まれ一巡後、12月から年末年始にかけて上昇したこともあり、年末にかけて上値を試す可能性は高いと考えます。NYは自律反発後、100日移動平均線まで押し下値を確認、200日移動平均線上抜けに向けた上昇になる展開を予想。ドル円相場は以前のような強いドル高傾向は和らぐものの10月以降の10円/gを超える円高ドル安は一旦ボトムアウトも近い水準とみられます。円建て金にとってはエントリーしやすい環境と考えます。
【白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物10月限は4633円(11/14)でピークアウトしてから10営業日で4263円まで370円/gの下落でボトムアウト底入れしていると予想。NY白金中心限月1月限は前日比9.3ドル高で1000ドル台を回復してきました。投機筋ポジションの縮小もなく総取組高が増加。来年以降、供給不足がWPICレポートでも見込まれており投機的な買いは続いていく可能性は高いと考えます。4350円以上の水準では買い方の制空権内と思われます。
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