おはようございます。
米長期金利が再び上昇傾向を強めてきています。米新築住宅販売が好調で米金融引き締め観測が強まり米10年債利回りは5%に向けて上昇、米国債入札が低調なことからさらに金利上昇圧力を強めています。米株式は金利上昇を嫌気し反落。NYダウは前日比105.45ドル安の33035.93ドル、ナスダックは前日比318.650ポイント安の12821.224、S&P500は前日比60.91ポイント安の4186.77。ドル円は一時1ドル150.32円まで昨年10月21日以来1年ぶりの安値をつけています。
【NY金 日足】
【金標準先物 日足】NY金12月限は前日比8.8ドル高の1994.9ドルで3日ぶりに反発。イスラエルと米国でガザ地区への地上侵攻を遅らせることで合意したと伝えられていましたが、昨晩にはイスラエル首相が地上侵攻を準備していると述べており中東情勢の緊迫化が強まりました。昨晩中には1998.6ドル(25日22:54)、1996.7ドル(26日00:52)、1997.2ドル(26日02:50)と2000ドル越えに何度となくトライしています。今朝からは時間外の日本時間でも1997.1ドル(11:05)と高値をつけています。円建て価格は1ドル150円台に円安ドル高が進んでいるため堅調な動きが続いており、昨晩9458円(00:04)までの急落後も反転上昇し、力強い動きを見せています。本日は当限10月限が納会となり明日から先限に2024年10月限が新甫発会します。本日にも史上最高値9610円(10/23)をうかがう気配。終値ベースの最高値9526円(10/20)を更新する可能性は極めて高そうです。14日RSIは77%超えで買われ過ぎなペースを示すものの短期間で高値から200円/g下げた後の相場となっており上値追いの勢いはなかなか弱まりません。
【白金標準先物 日足】
NY白金1月限は前日比20.5ドル高の912.4ドル。「炭鉱のカナリヤ」である銅の相場も昨日、中国の景気支援策の影響か、やや水準を上げましたが力強い上昇には至らず。国内OSE白金標準先物8月限は4200円台のレンジ相場での動きが続いています。
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