今週は9日にECB理事会が開かれます。先週末9/3の米8月雇用統計は予想を下回る数値となり早期テーパリング観測が後退。そこで欧州でのテーパリング開始議論が注目されてきています。10年ぶりの高い消費者物価指数上昇率がPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の買い入れペースを低下させる正当な理由となるか?
【金標準先物 日足】
週末の米雇用統計を受けて直近高値を更新し6460円(4日00:12)まで7月以来の水準に上伸。米市場では中心限月12月限が1836.9ドルの高値をつけ、中心限月つなぎ足で高値更新。昨日は米市場はレーバーデーのため本セッションがお休みでしたが、アジア時間からも時間外で1820ドル台維持する動きとなっており今晩欧州・米国の取引を迎えます。国内は先限終値で6459円(7/15)超えることができるか?
【白金標準先物 日足】
米雇用統計発表直後は方向感が出ませんでしたが、その後に3600円台を回復。3500~3600円レンジから抜けるかどうか…?景況感低下はマイナス要因ですが、ユーロ高の動きはプラス要因には働くとみられます。
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