2023年1月31日火曜日

金 ハイテク大手決算も控えて

米株式は3営業日ぶりの反落。NYダウは前日比260.99ドル安の33717.09ドル、ナスダックは227.895ポイント安の11393.814、S&P500は前日比52.79ポイント安の4017.77。FOMCをはじめ、欧州、英国の金融政策発表、またメタやアップルなどハイテク大手の決算も控えていることから手控えムードの中での動き。債券も売られ米長期金利も上昇し、ドル円も1ドル130円台を回復。

【金標準先物 日足】

前日同様、方向感に乏しい値動きで今朝のOSE金標準先物12月限は前日比12円高の8037円でスタート。ドル円相場が1ドル130円台中盤から前半までやや円高となる中で若干下げる程度の乏しい値動き。FOMC前で商いが手控えられているようです。米FOMC(2/1)では利上げ幅が25bpと2会合連続で利上げペースが縮小される見通し。ただパウエルFRB議長がインフレへの警戒感を緩める姿勢になるとは考えにくく、市場の先走る楽観論を冷やす可能性もありますが、現在商いが手控えられていることからすると市場はある程度織り込み済で投機筋はイベント通過で再びポジションを持ち始めるのではないかと推測しています。

【白金標準先物 日足】

遅行線から展開を予想した場合、下降線を辿るのは今日明日まで?4100円台を数日試してきていますが、下抜けの場合には買い拾う手口が待ちわびているような雰囲気です。今朝のOSE白金標準先物12月限は前日比5円安の4210円で始まり4200円割れとの攻防で小幅な値動きとなっています。今日明日の安値は買いか?

 

 

 

 

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2023年1月30日月曜日

金 米12月個人消費支出 PCEデフレータ前年比3か月連続鈍化

 おはようございます。

週末に発表された米12月個人消費支出ではPCEデフレータ前年比の伸び率が3か月連続で減速し利上げペース減速の観測から株式市場には安心感が広がっています。NYダウは前日比28.67ドル高の33978.08ドル、ナスダックは前日比109.296ポイント高の11621.709、S&P500は前日比10.13ポイント高の4070.56と全般堅調な動きとなりましたが、今週予定されている米FOMCが開催されるため手控えムードとなっています。ドル円も1ドル130円を下回るややドル安円高の動きとなりましたが、今朝からは再び130円を回復するなど、130円を挟んだ持ち合いとなっています。特に今週は米FOMCの他、ECB理事会、英中銀政策金利発表の予定もあり金融政策発表ウィークとなります。

<CFTC建玉明細 NY金>

週末27日に発表された1/24時点のCFTC建玉明細では、NY金投機筋ポジションは8週連続の買い越し枚数拡大。ロングは253,311枚、ショートが95,638枚で差引き157,673枚の買い越しで昨年6月末以来の買い越し15万枚台となります。ターミナルレート予想は5%を下回っており、インフレ鈍化傾向、景気減速懸念から年内利上げ停止との見方が強まっています。NY金の総取組高は先週50万枚を超える水準まで増加してきており、またSPDR金ETF残高もやや増加の傾向がみえています。FRBパウエル議長は、過去、不十分な金融引き締めでインフレを抑えられなかった1970年代、また過度なインフレ率抑制のためにその後の景気を大きく落ち込ませた1980年代の歴代FRB議長と同じ轍を踏まぬよう慎重なかじ取りを迫られていますが、今週のFOMCではどのような方針、姿勢を市場に示すか?

<CFTC建玉明細 白金>

NY白金の投機筋ポジションは2週連続で買い越し幅を縮小。ロング39,279枚、ショート19,018枚で差引き20,261枚の買い越し枚数。昨年9月下旬に買い越しに転じてから19週連続で買い越しポジションを維持していますが、1月に入ってからポジション縮小の幅が大きくなっています。先週お伝えした中国のEV車購入補助金が2022年で終了したことが影響しているのかどうか・・・?ただNY白金のトレンドはまだ維持されており買い目線での展開は続くとみられます。

 
 
 



 

 

 

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2023年1月27日金曜日

金 NY反落。米GDP速報値2四半期連続のプラス成長

おはようございます。

昨日発表された米2022年10-12月期GDP速報値は市場予想を上回る+2.9%と2四半期連続のプラス成長が示されました。米株式は景気減速懸念が後退し上昇、米長期金利も上昇しましたが中盤以降はFOMCでの積極的な利上げ姿勢に対する警戒感も強まりました。NYダウは前日比205.57ドル高の33949.41ドル、ナスダックは前日比199.056ポイント高の11512.413、S&P500は前日比44.21ポイント高の4060.43。

【金標準先物 週足】

NY金2月限は前日比12.6ドル安の1930.0ドルと6営業日ぶりに反落。利上げペース減速の見通しで買い進まれてきていましたが、昨晩の米GDP速報値で景気の底堅さが確認され再び利上げ長期化の観測も浮上し利益確定売りに圧されています。国内OSE金標準先物12月限は今朝は前日比47円安の8034円で寄付き8043円まで小幅に買われたものの勢い続かず再び下値をうかがう流れ。今週は8000円を超えてきたことで週足ではMACDがゴールデンクロスする兆し。中長期での右肩上がりの展開が予想されますが、8000円を超えてからの追随買いの勢いは弱く高値警戒感も強い様子。押し目が欲しいところですが、下値も売り方の買い戻しが待ち受けているとみられ、どこまで押すか?基調は買い方ペース故、深押しはなく8000円割れは拾い場と考えます。

【白金標準先物 週足】

NY白金4月限は前日比23.1ドル安の1023.0ドル。年明けに戻り高値を付けて以降、週間足では陰線が続いています。200週線は右肩上がりのため中長期は買い姿勢でみるべきとみますが、白金は金とは対照的にMACDがデッドクロスし4105円(12/23)を下回るとダブルトップを形成することとなります。今朝の日経記事でも中国EV向けのレアメタルの需要減速が伝えられています。中国でのEV車購入の補助金が22年末で終了し、価格競争で低価格化の流れから自動車メーカーの採算が悪化しているとのこと。今日で明ける「春節」連休後、コロナ感染拡大などで市場心理が圧迫されると一時的に下げが加速する可能性もあるか?


 

 

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2023年1月26日木曜日

金 店頭小売価格最高値更新

米株式はIT大手の決算が低調だったことでハイテク株は売られましたが、総じて手控えムードで小動き。NYダウは前日比9.88ドル高の33743.84ドル、ナスダックは前日比20.914ポイント安の11313.357、S&P500は前日比0.73ポイント安の4016.22。為替市場では欧州時間に入ってからドル円の戻りが鈍くなり欧米株安を受けてリスク回避の動きが拡がり、米長期金利低下もあってドル円は1ドル130円を割り込み129円台へ。

【金標準先物 日足】

昨日は田中貴金属工業の店頭小売価格が1グラム8977円と約9か月ぶりに国内最高値を更新。本日はNY金2月限が前日比 7.2ドル高の1942.6ドルと水準を切り上げてきましたが、ドル円相場が130円台から129円台へと円高ドル安に振れてることで、国内円建て金価格は小幅な動き。OSE金標準先物12月限は今朝の寄付き前日比25円高の8079円でスタート。昨日日中につけた8098円の手前での動きで上値は抑制されています。昨晩夜間立ち合いで一時8000円まで押す場面があるも8050円台を回復して8080~8050円のレンジで上下し、日中立ち合いは前日比27円高の8081円で取引を終え直近終値ベースの高値を更新しました。今晩に米GDP速報値の発表を控え方向感は現在定まらず。ただ週間足ではMACDのゴールデンクロスし上昇への兆しが出てきています。8000円が押し目となるか?

【白金標準先物 日足】

方向感に乏しい展開。手掛かり材料に欠けることから遅行線はテクニカル通り実線に沿って下降気味。白金標準先物12月限の日中立ち合いは前日比68円安の4278円で取引を終えています。直近終値ベースの安値が4247円(1/19)であり、これを割り込むと1/20のように一時的に4200円割れの可能性もあるか?

 

 

 

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