こんにちは。
また天気も愚図ついています。
週明け、商品市場は全面的に売られ貴金属においては「金」「白金」が直近の安値を更新です。今週米国では感謝祭を控え、それまではポジション整理に動くとも見られていましたが今のところ大きな動きはありません。
昨日、トルコ軍がロシア機を撃墜したニュースが入り地政学リスクが高まった時間帯もありましたが、長くは続かず。ただやはり、場所が中東でもあり今後も警戒が必要かもしれません。
【NY金 日足】
地政学リスクによる逃避買いに対し、まだ米利上げ観測の強まりからアタマは重い状態。今のところ12月米利上げ確率は74%。かなり利上げを織り込んだ状態で売り込みも膨らんできています。目先の下ブレは浅いと判断していますが・・・。
【東京金 日足】
昨日安値更新したわりにはおとなしい印象。地政学リスクが高まりを見せるか・・・。
【東京白金 日足】
2011年年末欧州危機のときと非常によく似た値動き。期待が裏切られると最悪年末最後まで下を見ないといけないのか・・・。玉整理も出ているようですがまだまだかも知れません。ただキッカケがあれば反発する素地はできてきていると考えています。日経新聞によると現物が手当てできないとか・・・。
【東京原油 日足】
トルコ軍のロシア機撃墜に対し、ロシアはトルコを強くけん制しています。報復の可能性もあり地政学リスクが高まりを見せています。
【東京とうもろこし 日足】
週末にアルゼンチンで新大統領が誕生し、この大統領は輸出税を減税もしくは廃止を公言していたようで同国からの輸出増が見込まれています。ただ、事前から伝えられていて選挙直前の数週間前から織り込まれていた感もあり選挙終了後に切り返しの動き。
国内ファンド機関店からの売り手口は昨日今日と止まっており今年の傾向では相場反転で買い戻しを強いられる展開が予想されます。少しずつ買いを入れていきたいと考えています。