おはようございます。
昨晩の米株式は主要3指数がそろって下落。NYダウは前日比38.29ドル安の33646.50、ナスダックは前日比102.540ポイント安の11929.337、S&P500は前日比16.99ポイント安の4091.95。米3月消費者物価指数(CPI)は前年同月比+5.0%と前月の+6.0%から低下し9か月連続のインフレ鈍化となりました。利上げ観測が後退し株価は序盤ダウが続伸のスタートとなりましたが、食品・エネルギーを除いたコア指数は+5.6%と前月からは小幅に加速しており次回会合での利上げを否定するほどの内容ではなく徐々に売られる展開に。午後に公表された3月FOMC議事録では多くの参加者がターミナルレート予想を引き下げるなどハト派的な内容でしたが、金融システム不安による経済の下振れリスクを警戒していることが明らかとなり景気減速懸念が上値を抑えたようです。ドルは売られ、特に 利上げ観測の強まるユーロとの金融政策の方向性の違いが注目されユーロ高ドル安の動きが強まりました。
【金標準先物 日足】
NY金6月限は前日比5.9ドル高の2024.9ドルのセツルメント。CPI発表直後、インフレ鈍化でドルが下振れし2043.9ドル(22:36)まで急騰しましたが、コア指数でインフレの根強さが残っていることで次会合での利上げについては0.25%の可能性は変わらずとの見方で往って来い下落。一方、国内円建てではCPI発表後の円高ドル安の動きにより前日比98円安の8559円まで一時急落しましたが、その後はドルが対ユーロで下落しドル建て価格が割安感からじり高の展開となることで、OSE金標準先物も8600円を回復するまで反発してきました。今朝は前日比49円安の8608円で寄り付きましたが、その後も値を上げ11:45現在8620円台で推移しています。FOMC議事録では金融システム不安による景気への影響が危惧されています。安全資産への資金流入の動きはまだ続いてくるとみられます。【白金標準先物 日足】
ドルが対ユーロで下落。ユーロに連動しやすいNY白金はここのところ総取組高も増加傾向を辿ってきました。国内では直近高値を上抜け更新。チャート上一目均衡表の雲を上抜けることで市場の勢力図に変化が出てきているとみられます。トレンド形成への動きと判断しています。
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