おはようございます。
連休明けの米株式は総じて反落。先週までの最高値更新から原油安、経済指標の低迷を受けて利益確定売りに押されました。ISM非製造業景況指数は60.1と2月以来の低水準で市場予想63.5を下回りサービス業においては未だ回復ペースが鈍いとの認識となった模様。NYダウは前日比208.98ドル安の24577.37ドル。一方ナスダックは米長期金利低下を好感し3営業日続伸。2日連続で過去最高値を更新し前日比24.31ポイント高の14663.64。S&P500株価指数は前日比8.80ポイント安の4343.54。米10年国債利回りは1.352%と2月後半の低い水準となっています。
【金標準先物 日足】
【白金標準先物 日足】
4日反発してきましたが、国内では5月からの上値抵抗ラインで跳ね返され昨晩急落。米株式市場での連休明け利益確定売りの動きに巻き込まれたかたちです。ドル建ては200日移動平均線の1092ドル近辺の上下で下支えられつつも上値も重たい様子です。国内は直近の1番底2番底がいずれも200日移動平均線で支えられています。ドル建てでの投機筋のポジション調整売りは一巡されてきたと考えられますが、買い直される材料にはいまだ欠けているかもしれません。上値抵抗下値抵抗で収束するレンジ内の動きで次のきっかけ待ち。
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