おはようございます。
昨晩発表された前週の米新規失業保険申請件数は前週比1.3件増の23.1万件。労働市場の軟化が示されさらに利上げ観測は後退し米長期金利は低下しました。NYダウは一部ネットワーク機器大手の業績見通し下方修正が投資家心理を冷え込ませ、前日比45.47ドル安の34945.47ドル、ナスダックは前日比9.836ポイント高の14113.672、S&P500は前日比5.36ポイント高の4508.24。
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金12月限は前日比23.0ドル高の1987.3ドル。米CPI発表で追加利上げ観測がほぼゼロになったことから「金」にとっては買われやすい環境となっています。国内OSE金標準先物10月限は前日比55円高の9606円(10:30)で推移。48万枚まで膨らんでいるNY金総取組高に変化が出てくるかどうか?17日が期限となる米つなぎ予算は上院でも可決され来年1~2月まで延長され、政府機関閉鎖のリスクはひとまず回避されています。【NY白金 日足】
【白金標準先物 日足】NY白金1月限は前日比0.8ドル高の902.8ドルで4日続伸。総取組高減少により上昇してきているためショートカバーが押し上げたものとみられます。米利上げ観測が後退しているものの、それは同時に景気減速の兆候ともなり工業用途の大きい白金などのコモディティーには弱材料で上値は重い展開か?
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