ISM製造業景況指数は予想を下回り48.4と低下しましたが、同時間に発表されたJOLT雇用動態調査では労働市場のひっ迫が続いている現状が示されています。金融引き締めが継続される見方が強まり株価の上値圧迫要因ですが、市場では中国経済の正常化に向けた動きが世界経済を支えるとの期待から景気敏感株を中心に買いが集まったようです。NYダウは前日比133.40ドル高の33269.77ドル、ナスダックは前日比71.778ポイント高の10458.762、S&P500は前日比28.83ポイント高の3852.97。中国はコロナ政策の緩和に向けた動きをみせ、またオーストラリア産石炭の輸入規制の緩和を検討しているなど、為替面でも豪ドル高への影響をみせています。新興国通貨高もこの一連の動きによる影響が強いようです。
【金標準先物 日足】
NY金2月限は前日比12.9ドル高の1859.0ドルで年末年始挟んで4営業日続伸。ドル安ユーロ高の基調でドル建て金には買いが集まり約半年ぶりの水準まで上伸。ドル円相場では130円台中盤から132円台中盤まで約2円円安ドル高が進んだこともあり、円建てのOSE金標準先物12月限は夜間立ち合い終了で前日比128円高の7888円(6:00)と高値引け。今朝からは7850~70円付近での値動きとなっていますが、日足チャートでは7824円を上回る終値となると新値足は陽転。中国の規制緩和が新興国への投機資金の流入を促しているとみられ、為替市場でも昨年とは違う流れが出てきています。ドル円のドル高円安は円高トレンドの中の調整で一時的とみられますが、「ドル」が対主要通貨でドル安傾向になってきておりドル建て金価格の堅調な流れは続きそうです。【白金標準先物 日足】
4500円近くなると高値警戒感から買いの手が鈍くなってきているようです。しかしNY白金の動きがドル安を背景に堅調。NY白金の取組高はまた増加の傾向となりつつあり、国内円建て価格の上昇をおさえる円高ドル安の動きとのバランスによって、上値を追っていくような展開になってきているようです。
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