夜明けの時間が日に日に早くなってきています。今年の冬は短く感じます。
株式市場も原油の上下によって揺れています。先日の4カ国非公式会談で産油量が1月水準で凍結され、これをイランにも要請をしイランも支持を表明とのことで原油価格が反発。発表された米経済指標は住宅着工は予想を下回ったものの、卸売物価指数は上昇してマチマチでしたが、鉱工業生産の上昇、また米FOMC議事録でも当面追加利上げはなしとの見方が広がりムードはリスクオン。ドルは買い戻され114円台。長期金利も上昇が続き、米10年国債利回りは1.82%に上昇。
【NY金 日足】
上値から50ドル以上下げた水準では下げ過ぎ感から買い戻される動きもありましたが、株価も上昇してきてリスクオンのムード。長期金利の上昇も続いてきて債券離れが起きていると考えられます。当然「金」はリスク回避目的の魅力を欠き上値が限られています。調整の時間帯に入っていると判断しています。時間的、あるいは価格的な調整が必要かもしれません。予想レンジは1230~1170ドルに引き下げ。
【東京金 日足】
ドル建ての下げがあってもドル円で支えられる感がありますが、先日の高値で売りそびれた買い方は戻ったら売りたいのが本音。上値がやや重たいムードです。しばらくは米長期金利の上昇が考えられるため上値が限られ押し目としてどこまであるか見極めていきたいところ。予想レンジを4470~4310円に引き下げ。
【東京白金 日足】
白金独自の材料は不足していますが、「金」に寄ったり「原油」「株」に寄ったりの動き。貴金属としては出遅れ感があり、また原油高・株高にも反応する要素は持っていると考えられます。チャート上でも売りに行く材料はないと判断し、買い方針を継続し買い乗せ場面を待つ構えです。予想レンジは3530~3370円に上値を切り上げ。
【東京ドバイ原油 日足】
先般の産油量凍結をイランにも協力を要請。イランも一定の支持を表明したことで反発しています。ただ個人的には経済制裁で今まで輸出を抑えられていたイランが、サウジなどに本気で同調するとは考えにくく、表向きな表明であったのではないかと懐疑的に見ています。春に向けて原油在庫も増加する可能性も高く、供給面だけではなく需要面でも強力な材料が必要でしょうか。予想レンジは26000~21000円と変わらず。
【東京とうもろこし 日足】
チャートはシカゴ、東京共に好転。チャートだけで判断すれば「買い」かもしれません。ただ時期的には天候相場へのまだ移行段階で大きな上昇トレンドを形成していくとは考えずらく、あくまで下げ相場のなかの戻りとみています。
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