ご好評につき期間延長。また、サポートオンライン口座開設にも特典があります!
おはようございます。
週末の米1月雇用統計は概ね良好な数字となり米国NYダウは20,000ドルを回復。ただ平均時給については前年同月比では小幅な伸び。このほか金融規制緩和への期待がある一方、入国制限についての大統領で司法の判断が揺らいでいます。このあたりはやや不安要因。ドル円は雇用統計発表後も方向感の掴みにくい展開。113~112円の攻防。米長期金利は横ばい。米10年国債利回りは2.47%。
【今週の予定】
2月6日(月)
<国内> 12月毎月勤労統計調査(9:00) |
|
2月7日(火) | <国内> 12月景気動向指数(14:00) 10年物価連動国債入札 <海外> 豪州準備銀行理事会 独12月鉱工業生産 米12月貿易収支(22:30) 米3年国債入札 |
2月8日(水) | <国内> 12月国際収支(8:50) 日銀「主な意見」公表(1/30~31会合分) <海外> インド準備銀行金融政策決定会合 米10年国債入札 |
2月9日(木) | <国内> 1月マネーストック(8:50) 12月機械受注(8:50) 1月都心オフィス空室率(11:00) 30年国債入札 <海外> 米新規失業保険申請件数(22:30) 米30年国債入札 シカゴ自動車ショー(~20日) |
2月10日(金) | <国内> オプションSQ 1月国内企業物価指数(8:50) <海外> 中国1月貿易収支 米1月輸入物価(22:30) 米2月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(11日 0:00) 米1月財政収支(11日 4:00) 日米首脳会談 |
今週は主だった経済指標がありません。しかし、ドル円の行方を占う上で大切な「日米首脳会談」が控えています。本日の新聞紙上にも取り上げられていますが、「首脳会談」をきっかけに円高が進んだ前例があります。1993年、米クリントン大統領の新政権発足後、当時の宮沢喜一首相との会談後、「貿易不均衡是正には円高が有効」とのクリントン氏の発言で円高に弾みがつき、その後わずか数年で79.75円まで進んだ例があります。世界中からの注目度は高いと思われ、ドルの方向性が現れてくるかもしれません。
【CFTC建玉明細 2017/1/31現在】
ロング
|
ショート
|
ネット
|
総取組高
|
|
CMEドル円
|
32,216
|
90,547
|
-58,331
|
204,494
|
NY金
|
212,414
|
93,259
|
119,155
|
398,433
|
NY銀
|
96,909
|
20,935
|
75,974
|
186,839
|
NY白金
|
46,217
|
7,244
|
38,973
|
64,552
|
NYパラジウム
|
19,402
|
3,629
|
15,773
|
28,488
|
NY原油
|
656,710
|
164,018
|
492,692
|
2,181,656
|
シカゴコーン
|
390,309
|
293,286
|
97,023
|
1,346,772
|
シカゴ大豆
|
252,060
|
83,611
|
168,449
|
722,216
|
年初から「ドル円」ではドル買い円売りポジションが縮小傾向にあります。ポジション整理だけなのか、それとも方向転換を示しているのか・・・?「NY金」は買い越し若干拡大で取組高は約10万枚の減少。「原油」は相変わらず買い越しポジションが拡大して史上最大の買い越しと取組枚数。穀物も買い越しが高水準。
【NY金 日足】
先週1220ドルを越え勢いづくかに見られましたが、足踏み。2月に入り徐々にFTF残高が増えつつありますのでベクトルは上向きと判断しています。ただ上に走るためにはきっかけとなるのは「ドル安」と考えています。週末の日米首脳会談がそのきっかけになり得るイベントですが、今のトランプ政権はいつ何らかのきっかけが出ても不思議ではありません。抜けるなら今週から来週か。予想レンジは1245~1190ドルで変わらず。
【東京金 日足】
4400円台を回復し上値をうかがう気配。ただ上昇のきっかけとなる原因の「円高ドル安」は間違えばリスク要因。ドル全体の下げであればNY金上昇のきっかけになりますが、「ドル安」が『円高』の場合は問題。週末までは小幅ながら堅調な推移に。予想レンジは4440~4350円。
【東京白金 日足】
貴金属全体が「ドル安」により堅調推移。NYでは大統領選挙の日につけた1023ドルに迫る水準。流れは緩やかに堅調。しかし、インパクトの大きいきっかけがないと3650円越えはまだ厳しいと判断しています。予想レンジは3680~3530円。
【東京ドバイ原油 日足】
米石油掘削リグの稼動数は増加。米シェールオイルの増産観測は強いですが、史上最高水準の投機買いが下値を支えています。米国がイランへの追加経済制裁を決めたことで、中東の地政学リスクも潜在しているのも高値要因。この根強い原油の投機買いの背景は何なのか・・・。予想レンジは39900~37600円変わらず。
【東京ゴム 日足】
●天然ゴム在庫水準
全国営業倉庫在庫(全国ゴム在庫) 1月10日現在(カッコ内は前旬比)
(日本ゴム輸入協会まとめ)
在庫: 5,351トン(- 120トン)
入庫: 270トン (- 512トン)
出庫: 390トン (- 174トン)
東京商品取引所・ゴム指定倉庫在庫 1月20日現在(カッコ内は前旬比)
在庫: 2,521トン (- 164トン)
入庫: 399トン (- 241トン)
出庫: 563トン (+ 364トン)
*上海期貨交易所・ゴム指定倉庫在庫 2月 3日現在(カッコ内は前週比)
合計: 310,548トン (+ 200トン)
外国商品先物取引業者経由のポジションが縮小しています。高値を掴んだのは一般手口。
【東京とうもろこし 日足】
こちら東京市場はややチャートが悪化気味ですが踏ん張っています。シカゴの穀物市場は南米産の動向と米国のエネルギー政策が影響しているのか・・・?
東京では前週2/18(土)に投資アドバイザーによる勉強会もありますのでお気軽にご参加ください。
今月のセミナーです。
お電話でのご相談は 0120-988-528
メールでのご相談は goto@okachi.jp
セミナー資料やレポートご希望の方はこちらまで。
↓↓↓ クリック ↓↓↓