おはようございます。
昨晩の海外市況は週末に主要6ヵ国とイランの核協議が合意されたことが好感されて
地政学リスクが後退し、リスクオンムードで始まりましたが勢いは続かず小幅高に留まりました。
米中古住宅販売成約指数が若干低下しており、今晩の米住宅価格指数、S&Pケースシラー
住宅価格指数の数字がどう出てくるか、発表が待たれます。
NY金2月限は1241.6ドルと前日比-3.0ドルで引けたものの、その後の時間外取引で1254.4ドル
まで伸びています。増加傾向にあった取組高は約6000枚の減少です。
シカゴコーンは買い戻し中心で値を保ち、3月限で431.25セントの+2.00セントで引けています。
豊作人気で売り込まれていますが、数字を見る限りでは輸出も好調。昨日発表された週間
輸出検証高は事前予想を上回る3024万bus。今年度累計は前年同期比で43%上回っています。
感謝祭前で整理商い中心のような動きになっていますが、一方ではドル円相場は101円台に
乗せ、おそらくファンドポジションも膨らんでいます。米国では年末商戦に入っていくことからも、
そろそろ株式市場を中心にちゃぶつき相場から脱してくるのではないでしょうか。
8:24現在
ドル円 101.46円
NY金 1256.0ドル 換算 +63円
NY白金 1389.5ドル 換算 +23円
BRENT 110.86ドル 換算 +1,510円
コーン 換算 -60円
大豆 換算 +410円