2016年4月20日水曜日

中国 大規模資金供給

おはようございます。
気温の寒暖差がまだあります。

原油価格がクウェートでの無期限ストをきっかけに上伸。米株式市場にも企業決算と加えて楽観ムードが拡がっています。NYダウは前日比49.44ドルで18053.60ドルと18000ドルの大台乗せが続きます。ただ一方ドル円は素直なドル高には繋がらず。唯一利上げをおこなった米国でも現実的には追加利上げが見送られ緩和的な環境が続いており、膨らんでいる円買いドル売りの巻き戻しによるもののみで積極的なドル買いではないようです。米10年国債利回りは1.79%と小幅上昇。

【NY金 日足】
 対ユーロでドルが下落。ドル安を背景に上伸した様子です。チャートは下値が支えられている形ですが、完全に買いの流れにという勢いはまだないと判断しています。ヘッドアンドショルダーの肩である1264.7ドル(4/12)の水準はまだ越えておらず、まだ見極めるところ。週末のECBでは追加緩和は見送られる公算でユーロ高ドル安が進んでいる一因になっています。予想レンジは1272~1230ドル。


【東京金 日足】
 昨日夜間立会いスタートで窓を開けて上伸。先週の戻り高値4374円(4/12)を取り一段の上昇を窺う気配です。ただドル円は109円台で重たく110円を再度取れるかは日銀の追加緩和期待次第だと考えますが、まだここは抜けれないと判断。しかし、ドル建てがこの1270~1260ドルぐらいでうろつく可能性も否定できず、上値は限定的とみてもドル円109円後半では4480円前後も計算上考えておかないといけないかもしれません。目先は上値警戒ながらも4400円台はまだ難しいのでは。予想レンジは4400~4310円。


【東京白金 日足】
 株式市場の楽観ムード、ユーロ高などにより軽い値動きで上昇。一旦崩れると見た相場は反発しています。次の高値目標は3591円(3/23)となりますが、スンナリいけるかどうか・・・。市場は欧州、日本の追加緩和を期待しており言わば催促相場。ECBは現状維持の見込み。予想レンジは3590~3490円。


【東京原油 日足】
クウェートのストが下支えしましたが、イランの増産姿勢も強く勢いある上昇とはいきません。当面原油価格の大幅上伸の可能性は低く、持ち合いの様相。予想レンジは28500~23500円。


シカゴのショートカバーが続いています。テクニカル要因での上昇になっています。ドル安、ブラジル大統領の弾劾審議も下院で可決され、上院で採決されます。
ファンドの動向が気になるところですが、買い越しに転じていくようですと、相当な上昇も考えなければならないかも・・・。


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