2014年2月14日金曜日

1300ドル 「金」買い

おはようございます。
東京は朝から雪。まだ道路は濡れていて積もってはいませんが、郊外では早くも道路は薄っすら白くなってきているようです。晩から明日未明にかけて降り続くそうですので、ご帰宅の時間は十分お気をつけ下さい。

米小売売上高、新規失業保険申請件数はともに予想を下回る悪化となり、NY市場はドル安・株安で始まりました。株式市場が早々に反発し出し、株価上昇とともに101円台にドル安になっていたドル円も102円台に戻り、102.20円あたりで終了しています。
NY金は1290台から着々と値を上げ、昨年11月以来3ヶ月ぶりに1300ドル台に乗せています。

【NY金 週足】
 NY金は年末に安値をつけ、その後2ヶ月間上昇を続けきれいな上昇トレンドが形成されています。この間、昨年12月FOMCで金融緩和縮小開始が発 表され 1月、2月と徐々にマネーの蛇口が締められ始めたのですが、相場としては昨年の下げで織り込んでいる結果となっています。

【東京金 週足】
東京金は、ドル建て金とドル円の挟み合いで、昨年10月以降、約4ヶ月レンジ内の相場で動いていましたが、今回の上昇で12週EMA、26週EMAを上回り、買い方の制空圏内に入ってきました。EMAのゴールデンクロスまでには至っていませんが、着実にMACDは上昇しゼロライン越えにむかってきています。中期的に買いの流れになっていると考えています。
個人的には、3ヶ月以上持ち合いが続いてから抜けた相場は大きくなるという経験則があり、「金」買いを強く推奨します。

懸念している株価の調整安はまだなく、昨晩も上昇しています。ただやはり、ヒストグラム(MACDとシグナル線の乖離)が急激に立ち上がっているので、一時的な調整安は警戒する必要があると思います。

「白金 」はこのまま高く終われば、MACDとシグナルがゴールデンクロスします。こちらもクロスはしても下から立ち上がってのクロスですので、一時的な押しは要警戒です。

週明け月曜日はプレジデントデーのため、米国は三連休になります。