米株式は税制改革法案成立への前進に期待が高まり反発、NYダウは前日比70.57ドル高の24211.48ドル。本日期限を迎える米政府債務上限について米下院で朝方22日まで期限延長するつなぎ暫定予算案を可決。不安要素が取り除かれていることもあり税制改革による企業収益の向上への期待感が市場を席捲しています。加えて米トランプ大統領は年明けにインフラ投資計画を発表するとのことから上昇を後押し。
ドル円もドル買いが進み113円乗せ。米長期金利も債券売りが先行し上昇。米10年国債利回りは2.37％。
米トランプ大統領がイスラエルの首都をエルサレムに認定すると発表し世界各国にも波紋を広げています。トランプ政権にとっては大統領選公約の実現ということになりますが、このタイミングで？というのはロシアゲート疑惑により前大統領補佐官が有罪を認め、政権基盤が揺らぐのを恐れ、支持層であるユダヤ系米国人の支持基盤を高めるのが狙いとされちます。政権内でもエルサレム首都認定を推し進めてきた娘婿のクシュナー大統領上級顧問とティラーソン国務長官、マティス国防長官らの反対派との溝が更に高まることになっています。もちろんアラブ諸国からの反発は必至であり今後混乱を引き起こす重大な案件になると思われます。
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