おはようございます。先週末の日銀金融政策決定会合においてYCC修正を決定した日銀でしたが、昨日日本時間に長期金利が0.6%ほどの水準で臨時国債買いオペを実施。上限金利を0.5%以上を容認し1.0%程度まで許容すると見られましたが、早くも長期金利を抑制する動きに出たことで円は再び売られることになり欧米市場にもその流れが続きました。ドル円は10:30現在7/10以来の1ドル142.50円まで円安ドル高が進んでいます。
米株式は引き続き企業業績期待で続伸。NYダウは前日比100.24ドル高の35559.53ドル、ナスダックは前日比29.366ポイント高の14346.023、S&P500は前日比6.73ポイント高の4588.96。
【金標準先物 日足】
NY金8月限は前日比10.1ドル高の1970.5ドル、中心限月となる12月限は前日比9.3ドル高の2009.2ドルとなりました。金利を5%で計算すると4か月先の12月限は金利5%分で約33ドル嵩上げとなるのでこのような順ザヤがつくことになります。米国の追加利上げ観測は残っていますが、あと一回で打ち止めとなり、その後利下げに向かうことが意識されていることがNY金の下支えになっているとみられます。円建てOSE金標準先物では先限で9010円を夜間取引でつけました。円建ての上昇要因はドル円の円安。YCC修正をおこなった日銀ですが、昨日臨時国債買いオペをおこなったことであらためて日銀の金融緩和姿勢が確認されています。円安が円建て金価格を押し上げているかたちですが、日銀会合も終えたため円高への警戒が後退している様子。直近の円安水準141.40円を超えたため、145円(6/30)が目標水準となるのか?円安余力はまだありそう…。【白金標準先物 日足】
NY白金10月限は前日比14.9ドル高の958.6ドル。国内のOSE白金標準先物6月限は本日前日比120円高の4320円(14:13)となっていますが、直近戻り高値の4380円台はまだ届かず。ただ円安が進むとすれば下値は切り上げてくることになり4400円乗せに向かう展開になると予想されます。
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