2014年2月12日水曜日

東京金 8万枚割れ

約3ヶ月ぶりの水準まで上昇してきた「東京金」ですが、買玉手仕舞い売りの動きが多く見られ、ついに8万枚を割れる総取組高となり、79,168枚。今月25日には貴金属は納会を迎えますので、今週一般玉は当限の因果玉整理を余儀なくされ一段と取組高が減少しそうです。
新規建玉を呼び込む動きに期待したいところ・・・。


【2/10発表 Commitments of Traders Report・ICE Brent Crude Futures ~2/4現在~】
[マネージドマネー] 
ロング    ショート   ネット
203,114   116,691   86,423(前週比 -8,920) 

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが減少。





今夜の注目!!

イエレンFRB議長の米議会デビューは、バーナンキ路線継承ハト派な内容で
成功だったように感じます。
NYダウも、今年一番の上げ幅でした。
早朝、米国下院本会議にて、債務上限の問題も一応の決着もつき
マーケットは、リスクオンムードです

今夜は、経済指標より、米議会証言後だけに要人発言に
気をつけたい

0:10 プラートECB専務理事 講演
22:45 ブラード米セントルイス連銀総裁 講演

13日
00:30 ドラギECB総裁 講演
03:30 クーレECB理事 講演

想定外


米国各州政府は所得税や販売税などをそれぞれ州の重要な財源としています。景気の順調な回復でこの税収が想像以上の伸びを見せ、降ってわいたボーナスの使い道を巡って議論になっています。ウィスコンシン州では歳入が見通しより900億円以上多くなり、知事はこのうち500億円余りを財源に所得税率などの1年半引き下げを打ち出しましたが議会は慎重な姿勢を示しています。2013年の税収が想定を超えた州は37に上り、各州の歳入はリーマンショック前のレベルにほぼ回復しています。他の州でも教育やインフラの投資に使う、または景気後退の日に備えて基金に積み増すなど、使い道を巡って活発な議論が行われています。ただ専門家はこの思わぬボーナスの使い道には慎重になるべきだと指摘しています。

QE頼み

おはようございます。

米下院金融委員会でのイエレン新FRB議長の証言が再び「金」価格を持ち上げました。「NY金」4月限は1289.1ドル+15.1ドルの引値。高値は1300ドル間近の1294.4ドルまで上昇。
また、「NYダウ」も+192.98ドル15994.77ドルで引けています。
イエレン議長の金融政策に対する慎重な姿勢が投機資金を「金」市場に向かせ、また同時に「株式」市場にも楽観的なムードを作っています。「金」だけならまだしも、株式市場もこの発言によって今回のように反応するのは、いかに米経済の回復がいまだ金融緩和頼みなのかが窺えます。
真の実力で本格的に回復していくにはまだかなりの時間を要するのでしょうか。

これで「NYドル円」「NYダウ」はMACDとシグナルがコールデンクロスして買い転換しました。しばらく上値を窺っていく展開になりそうです。一方の「NY金」もゼロラインの上で再びゴールデンクロスした後MACD上昇中。買いの流れが強まる動きです。
「東京金」は本日現在値先限4243円で見ると、ゼロライン上でのゴールデンクロス。1/21の今年高値を上抜き、次の目標は10/31の4298円。「NY金」と「ドル円」が足並み揃うか・・・。
国内他商品も「ゴム」「石油」「コーン」「大豆」で強い展開が予想されます(全てMACDとシグナルのゴールデンクロスに )。
ここで「白金」が置いてけぼり。まだ上がっていないという見方もできますが、本日の動きで上げが鈍いのはそれなりの理由がありそうです。MACDも下げから横ばいになっており、下げ止まりから上昇していくことも可能性としてありますが、現段階では買いの因果玉を一番多く抱え込んでいる銘柄です。個人的には「白金」を買うなら、「金」あるいは「パラジウム」のほうが・・・。

今週は大きな経済指標などはありませんが、先週雇用統計あとで、流れを形作る大切な1週間になると思います。


【2/10発表 USDA需給報告】
◎期末在庫(単位:100万ブッシェル)
        今月発表     予想平均(レンジ)    前月発表
コーン      1,481     1,606(1,574~1,667)     1,631   
大豆       150       143(130~151)       150

米国下院本会議 債務上限の適用停止法案可決!!

米下院本会議 連邦債務上限の適用停止法案を可決、2015年3月まで

上院の本会議の行方が気になるところ