金 クリスマス前に膠着

おはようございます。

米株式は前日までの続落から4営業日ぶりに反発。NYダウは前日比560.54ドル高の35492.70ドル、ナスダックは前日比360.143ﾎﾟｲﾝﾄ高の15341.087、S＆P500は前日比81.21ﾎﾟｲﾝﾄ高の4649.23。オミクロン株への感染拡大懸念は高まり続けているものの3日間の大幅下落から値ごろ感も意識され、米大手企業の好決算やバイデン大統領がコロナ感染に対する対策を表明したことで米国内での感染拡大については安心感も生まれ株価を押し上げた要因にもつながっている模様。米長期金利はやや上昇し米10年国債利回りは1.467％。

 

【金標準先物　日足】

NY金中心限月2月限は前日比5.9ドル安の1788.7ドル。一時1800ドルには乗せたものの維持できず100日線の位置する水準で売り買い交錯。昨日のNY出来高も約11万枚と低調で目新しい材料がなく推移している様子です。国内大阪取引所の金標準先物は2日続落後の反発となっており一目均衡表転換線上を維持。MACDがゴールデンクロス、新値足陽転3本目でテクニカル上は反転上昇の兆候を示しているものの押し上げるファンダメンタルズ要因にも欠けることから少ない値動きとなっています。クリスマス休暇後には年末年始に今後の金融政策を占う雇用、物価関連指標も出てくることからも現在はその準備段階か？

 

【白金標準先物　日足】

白金相場も低ボラティリティーが続いています。このまま下値更新せず上がらずとも横這いが続くことで9月との2番底を確認となり売り込まれてきている分、買戻しによる反発相場を誘う可能性も出てきます。ただ決め手に欠ける相場展開ゆえ、突発的な上下には注意しておきたいところです。

 

 

 

 

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