2025年4月8日火曜日

金 株価は3日連続大幅安からの反発

7日週明けの米株式市場ではダウが3営業日続落。週末4日の大幅安に比べれば下げ幅は縮小したものの米国トランプ政権による相互措置の発表によって、世界貿易に軋轢を生み景気が後退する懸念が続いています。しかし本日、日本の株式市場では日経平均株価は昨日まで3営業日で約4500円急落した反動から、一時2100円高まで大幅に上昇し、前日比1876.00円高の33012.58円と大きく反発して取引を終えました。EUのフォンデアライエン欧州委員長が相互関税を発表した米トランプ政権に歩み寄る姿勢をみせたり、また日本の石破首相と米トランプ大統領との電話会談に関税見直しの期待も高まったことで輸出関連企業株を中心に広く買われ、大幅な反発に至ったようです。ドル円も1ドル147円台を回復し、ドルが買われました。

【日経平均株価 日足】

【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
本日8日のOSE金標準先物2月限は前日比145円高の14357円で取引を終えました。昨晩の夜間立ち合いでは、ドル円が148円台までドル高円安が進み、円建てでは一時14515円(7日23:17)までの上昇局面がありましたが、現在ではそこが急落後の直近戻り高値となっています。今回、株価の値下がりによって「金」にも換金売りのポジション整理が入ったとみられNY総取組高は4日時点で46万枚台へと激減しています。株価の調整も一巡と市場が織り込んでくると再び買われる余力は十分とみられます。為替や株価の値動き次第ではまだ波乱の可能性はありますが、昨日のドル建て価格が3000ドルを割り込んでいたアジア時間帯では中国と推測される大きな下支えの値動きがありました。大輪の花を咲かせる種を蒔いておく春か…。


【NY白金 日足】

【OSE白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物2月限は前日比126円高の4307円で本日の取引を終了。昨日には昨年8月の安値4129円(8/6)を下回る4071円(7日8:56)の安値をつけていますが、日経平均株価の値動きと同じように昨年8月の安値とほぼ面合わせの値動きです。自動車触媒需要が需要全体の多くを占める白金は自動車産業の影響を受けているとみられ同じような値動に。ドル建て価格も900ドル付近と底練り水準と考えています。

 

 

 

 

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2025年4月3日木曜日

金 米トランプ関税措置を発表(金は除外)

おはようございます。

今朝方、米トランプ大統領が相互関税を発表。トランプ氏の関税措置を受け、短期的には恐らく米国の物価上昇と成長鈍化、あるいはリセッション(景気後退)につながるとみているエコノミストは多いようです。一方で、ホワイトハウスは相互関税の対象から自動車・同部品はおおむね除外されると明らかにしています。米政府が先に発動を決めた輸入自動車への25%の追加関税は3日から適用が開始され、また、既に25%の関税賦課の対象となっている鉄鋼とアルミニウムも相互関税を適用せず、国内の輸入業者に少なくとも多少の救済の道を残しています。金と銅も適用除外となります。
米株式は、関税政策の発表前に取引を終了したNYダウは前日比235.36ドル高の42225.32ドル、ナスダックが前日比151.156ポイント高の17601.046、S&P500は前日比37.90ポイント高の5670.97と全般買い戻されていましたが、取引終了後に関税の発表を受けて反落。一時は「一律10%」に反応して急騰場面もありましたが、その後全貌が伝わるにつれて下落。日経平均株価も本日午前中には一時2000円を超える下げ幅となり、リスク回避目的の売りが優勢な展開となっています。ドル円も1ドル147円台中盤と146.55円をつけた3/11以来の水準へと円高が進んでいます。


【ドル円 日足】



【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】
NY金6月限は関税措置発表前のセツルメントが前日比20.2ドル高の3166.2ドル。関税の発表を受けてドル建てのNY金は時間外で騰勢を強め中心限月6月限で3201.6ドル(05:29)と中心限月として史上初の3200ドル台に達しました。その後3151.0ドル(07:05)まで下落したところで下げも一巡し、現在3170ドル付近での小幅レンジでの動きとなっています。国内OSE金標準先物2月限は寄付き15104円(08:45)で始まってからは円高による下押しで14997円(12:46)まで軟調な展開が続いています。年初来一番の円高ドル安局面は146.55円(3/11)ですが、リスク回避の動きが続くとこれを下回り、140.30円(9/17)を窺う展開が予想されますが、ドル建てのNY金や人民元建ての金価格も史上最高値を更新しており、円高リスクは相殺され、円建て金価格への影響は限定的か…?

【NY白金 日足】


【OSE白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物2月限は前日比41円安の4557円と4営業日続落。円高ドル安による影響を受けて円建て価格は下落している様子ですが、ドル建て価格への関税による影響は限定的のようです。4800円台~4500円割れでの昨年末からのレンジ内の範囲にとどまる往来相場か?

 

 

 

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