7日週明けの米株式市場ではダウが3営業日続落。週末4日の大幅安に比べれば下げ幅は縮小したものの米国トランプ政権による相互措置の発表によって、世界貿易に軋轢を生み景気が後退する懸念が続いています。しかし本日、日本の株式市場では日経平均株価は昨日まで3営業日で約4500円急落した反動から、一時2100円高まで大幅に上昇し、前日比1876.00円高の33012.58円と大きく反発して取引を終えました。EUのフォンデアライエン欧州委員長が相互関税を発表した米トランプ政権に歩み寄る姿勢をみせたり、また日本の石破首相と米トランプ大統領との電話会談に関税見直しの期待も高まったことで輸出関連企業株を中心に広く買われ、大幅な反発に至ったようです。ドル円も1ドル147円台を回復し、ドルが買われました。
【日経平均株価 日足】
【ドル円 日足】【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】本日8日のOSE金標準先物2月限は前日比145円高の14357円で取引を終えました。昨晩の夜間立ち合いでは、ドル円が148円台までドル高円安が進み、円建てでは一時14515円(7日23:17)までの上昇局面がありましたが、現在ではそこが急落後の直近戻り高値となっています。今回、株価の値下がりによって「金」にも換金売りのポジション整理が入ったとみられNY総取組高は4日時点で46万枚台へと激減しています。株価の調整も一巡と市場が織り込んでくると再び買われる余力は十分とみられます。為替や株価の値動き次第ではまだ波乱の可能性はありますが、昨日のドル建て価格が3000ドルを割り込んでいたアジア時間帯では中国と推測される大きな下支えの値動きがありました。大輪の花を咲かせる種を蒔いておく春か…。
【NY白金 日足】
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