おはようございます。
昨晩の米株式市場は続伸。ADP全国雇用者数の発表では市場予想(+18.4万人)を大きく下回る前月比-30.1万人と約1年ぶりに減少に転じました。しかしオミクロン株における一時的な影響との見方も多く、ハイテク大手などの好業績を背景に後半は値を伸ばしました。NYダウは前日比224.09ドル高の35629.33ドル、ナスダックは前日比71.544ポイント高の14417.547、S&P500は前日比42.84ポイント高の4589.38で3指数ともに4営業日の続伸。欧州で発表された1月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)は市場予想4.4%を上回り5.1%。前月5.0%からさらに上昇し7か月連続の上昇。ECBの金融引き締めへの思惑が強まりユーロ高の動きをみせましたが、コア指数では前月を下回っており反応も限定的。市場では7月に10bpの利上げが織り込まれつつありますが、今晩のラガルド総裁の会見が注目されます。
【金標準先物 日足】
昨晩のNY金中心限月4月限は前日比8.8ドル高の1810.3ドルと3営業日の続伸。株式市場は1月末から4営業日大きな反発をみせていますが米長期金利の上昇は限られており、株式市場のリスクとなるインフレ率の上昇やロシア・ウクライナの地政学リスクに対するヘッジニーズが金相場を支えていると言えそうです。バイデン大統領は米軍の東欧への追加派遣を承認しておりロシアのウクライナ侵攻には警戒が強まったまま。大阪取引所金標準先物では日足の新値足は昨日の終値で2本目をつけていますがレンジ相場の様相が濃く方向性は強まらず。一目均衡表雲が下支えとなりなべ底型に回復してくる展開を待つところか…。【白金標準先物 日足】
NY白金はユーロ高につられる形で前日比20.5ドル高の1043.7ドル。日足チャートでは3度目となる200日移動平均線(1044.8ドル)上抜けトライの局面となっています。商品市場では原油価格は連日の高値更新となっており、昨日おこなわれたOPECプラスの閣僚級会合でも現状の増産枠が維持され、更なる増産が見送られています。ロシア・ウクライナ情勢如何ではさらに上昇するリスクも潜んでおり、電力価格、非鉄金属などの高騰にも警戒は強まります。大阪取引所白金標準先物の日足チャートでも逆ペナント型を形成中。上値ラインが200日移動平均線(3770円)に沿っていますが、大きく放れてくると上昇の勢いが強まるのではないかと考えています。日中立ち合い時間での高値は3792円(1/27)ですが、夜間立ち合いでは3800円を何度も試しており、上抜けするまでは秒読み段階か?
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