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おはようございます。
東芝が巨額損失の原因となった子会社を売却すことになったようです。先日、日本商品先物協会の内部統制システムに関するセミナーを受講してきましたが、そのテーマにもこの東芝の問題が取り上げられていました。日本を代表する大企業がなぜ？企業の不祥事や不適切会計など様々な問題が多く出てきますが、問題は根深いものです。東芝の問題も日本経済のほんの氷山の一角かも知れません。
今晩の米国政策金利発表を控え、市場は控え目ムード。
米株式は続落。原油安を嫌気しエネルギー関連株を中心に売られNYダウは前日比44.11ドル安の20837.37ドル。ドル円は今晩の政策決定を見極めたい姿勢で114円台後半で推移。米長期金利は低下。米10年国債利回りは2.60％。
【NY金 日足】
3/13取組高で426,020枚。1,200ドル割れでやや出来高も回復。3/14SPDR金ETF残高は834.99トンに2日連続前日比プラス。目先最大の材料は今晩判明。2017年末金利見通しの引き上げで利上げペースが3回から4回へという懸念があるようですが、この思惑は行き過ぎと判断しています。雇用は完全雇用に近く、賃金上昇も確認されていますが、今年は政権運営の影響も大きくまだ現在の利上げ見通し（年末3％）を越える物価上昇懸念はないと考えるからです。とりあえず目先の下げは止まると判断していますが、問題はその後・・・。予想レンジは1,230～1,195ドル。
【東京金 日足】
3/14取組高は78,121枚まで回復していますが、所詮まだ8万枚を割れた水準。一般投資家が全体的に再び買い越しに転じるためには4,400円を割り込まないと無理かもしれません。材料的には今晩でひとつ売り材料を経過することになりますが、反発のためには次なるファンダメンタルズも必要になります。材料は後からついてきますが、それは円安か？欧州リスクか？今晩のFOMC声明は3:00～、イエレンFRB議長会見は3:30～の予定。予想レンジは4,480～4,390円。
【東京白金 日足】
チャート上止まる気配なし。雲も割り込みいい所なし。週足でも中心線を割り込んできているため、深い下げを意識しておかないといけないかもしれません。個人的に現在は買うなら「金」、売るなら「白金」で考えています。週末レポートでお伝えしましたが、現在ユーロ相場との連動性も希薄です。今晩、反発はあっても戻り売りを意識せざるを得ません。予想レンジは3,515～3,400円。
【東京ドバイ原油 日足】
一週間で5ドル急落。米石油協会（API）発表の米週間原油在庫は前週比53万1000バレル減の5億2910万バレル。市場予想が370万バレル増加でしたが10週間ぶりに前週比減少。またOPECの2月産油量が発表され、前月比13万9500バレルの減少で日量3195万8000バレル。しかし減産の大部分を占めるサウジアラビアの負担も大きくこのペースが続くかどうかについては懐疑的な見方も多いようです。予想レンジは36,600～34,600円。
【東京ゴム 日足】
今月に入り逆ザヤ幅がかなり潰れてきています。細かい内部要因はわかりませんが、サヤの変化は相場の変化をあらわします。一般的には逆ザヤから順ザヤに変化していくのは需給逼迫が解消されいく流れですが、国内の倉庫在庫から考えても目先現物が逼迫しているのは確かです。となると今回の変化は期先の先安感が強くなくなってきているあらわれと感じます。ここは売り込み禁物。
【東京とうもろこし 日足】
作付面積への思惑以外、大きな材料がありません。となれば目先は逆張りの考え。
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