おはようございます。
昨晩の米株式は良好な経済指標の結果を受けて反発。NYダウは前日比322.55ドル高の33291.78ドル。ナスダックも金利低下を受けて株価収益率(PER)が上昇しやすいハイテク株が買われ前日比207.738ポイント高の12639.265、S&P500は前日比58.35ポイント高の4199.12。昨晩発表された米4-6月期GDPの改定値は-0.6%と速報値-0.9%から上方修正、また米新規失業保険申請件数は24.3万件と前週から減少し予想値も下回る内容で楽観ムードの展開。今晩の米パウエルFRB議長の講演を控え、これまでタカ派的な発言が警戒されてきましたが、次回のFOMC9/21までには雇用統計や消費者物価指数などの重要指標も控えています。7月FOMCでFRBは今後の金融政策については経済データ次第としているだけに、今回のシンポジウムでの講演では金融政策について明確な示唆は出にくいといった見方も広がってきた様子です。現在のFEDウォッチによる9月FOMC政策金利予想では引き上げ幅50bpが36%、75bpが64%となっています。
【金標準先物 日足】
米株式がリスク選好が強まりポジション調整からか米長期金利が低下。NY金中心限月12月限は前日比9.9ドル高の1771.4ドル。国内円建て価格は8/22高値7710円を超え一時7716円(17:30)まで上昇したものの7700円台で上値が阻まれ、本日日中立ち合いではわずかに前日からマイナス圏での値動きになっています。NY金の総取組高に大きな増減は見られず、新たな値動きへの期待はまだ薄いようです。それよりも国内は今月130.40~137.70円と大きなボラティリティがあるドル円相場の影響を目先受けそうです。米パウエルFRB議長の講演は日本時間23:00~。【白金標準先物 日足】
国内OSE(大阪取引所)白金の総取組高がここ6営業日で28000枚割れから31000枚強に増加。3900円台からの下落で再び一般玉の買い建玉が増えてきているものと推測されます。レンジ中限で方向性を見極めたいところですが、これまでの4000~3700円レンジでのこの数か月の推移を見れば下値は限られるか?9月初旬に発表される需給報告にも注目です。株式市場での楽観ムードが回復してくることも上昇の条件となるのかもしれません。WPICによる最近の調査では支持的な水素政策によりFCEV(燃料電池電気自動車)の白金需要が2039年までに現在の自動車向け需要に匹敵する可能性があります。FCEVの広範な商業採用でこれを2033年までに前倒しし、これからの11年間で300万オンス以上自動車向け白金需要増える見通しとのこと。
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