前日の米株式市場は主だった経済指標の発表などもなく2営業日急落の反動から小幅に反発。NYダウは前日比87.06ドル高の34583.57ドル、ナスダックは前日比8.483ポイント高の13897.300、S&P500は前日比19.06ポイント高の4500.21。本日の日本の日経平均株価も同じように値ごろ感から買い戻される展開で取引を終えています。米長短金利差もスティープ化の動きで拡大。FOMC議事録でバランスシート縮小(QT)開始が現実化してきており、長期債利回りが上昇し、10年国債利回りでは一時2.66%まで達するなど約3年ぶりの高水準となっています。
【金標準先物 日足】
7日NY金6月限は前日比14.7ドル高の1937.8ドルと3営業日ぶりの反発。ブレイナードFRB理事のタカ派発言からFOMC議事録において、次会合5月FOMCでの50bp利上げ、バランスシート縮小による量的引き締め(QT)開始がドル金利上昇を招き、上値が抑えられる形となっていましたが、1900ドルを維持。ドル円は再び124円台を覗いてきて、国内円建ては今週一週間下値を切り上げてきて、本日8日終値では終値ベースで史上最高値となる7683円で取引を終えています。来週には米3月消費者物価指数、米3月小売売上高などインフレ指標の発表や、ECB理事会が予定されています。昨晩公開されたECB理事会でも現在緩和的なスタンス(7月までQE)をとっていますが、多くのメンバーが現在の高水準のインフレとその持続性により金融政策の正常化に向けてさらなる措置を直ちに求めている姿勢が確認されています。来週末には欧米はイースター休暇の連休を控え、更なる上昇の勢いに期待しています。【白金標準先物 日足】
本日8日は3営業日続落後の反発。景気減速懸念が原油安や長短金利差の拡大からやや後退したことで値頃感からの買戻し。国内は3700円近辺が下値ラインとなってレンジを形成していたとみられ反発に至ったか?NYドル建て価格は1000ドルを下回る水準の動きですが、国内は円安が下支えしています。ただ取組高の減少傾向が続いており盛り上がりに欠けるのは否めず。
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